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ソフトバンクの中澤恒貴、ファーム非公式戦で安打を記録し好調を維持

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◆交流戦・ソフトバンク3軍0―1四国アイランドリーグplus香川(2日、タマスタ筑後) ソフトバンクの育成2年目、中澤恒貴内野手(19)がファーム非公式戦で攻撃力を示し、好調を維持している

本日は「5番二塁」でスタートし、2回無死一塁の第1打席で速球を捉え、左前打を記録した

「初球の真っすぐを振りにいくことを今の課題にしている

(初球は)ファウルになったけど、しっかり振れた」と自信を見せた

この試合では4打数1安打という成績を残し、ファーム非公式戦の14試合で打率3割4分をキープ

中澤選手は「今は結果よりも打席の内容を重視して、納得のいく打席を心がけている」と話しており、打者有利なカウントから次球に振りにいく傾向を改善し、積極的なスイングに挑んでいる

さらに4回の第2打席では左投手からフェンスギリギリの中飛を放ったが、結果としては凡打に終わった

「しっかりと振っていけた」と振り返る中澤選手に対し、大道典良3軍打撃コーチ(55)は「凡打の内容が良く、考えて打席に立っていることが見受けられる」と評価した

青森・八戸学院光星高から入団した中澤選手は、ドラフト指名後の一昨年12月に亜脱臼を繰り返していた左肩を手術

その後リハビリを経て、打撃マシン「アイピッチ」を使った打撃検定で最上級レベルの16級に合格するなど、打撃センスを磨いてきた

1軍も経験した中澤選手は、春季キャンプではC組(筑後)からB組、さらにはA組(1軍)の韓国ロッテ戦にスタメン出場

そこでの経験が「守備、走塁、打撃が全てよくないと駄目」と痛感させた

「1軍を体験し、現実を知ることができてよかった」と強く語る

自分の立ち位置を理解した中澤選手は、具体的な目標を掲げている

「例えば打ち損じよりライナーを意識し、3軍ではしっかりと自分が描いた打撃内容を追求したい」と意気込みを語り、2軍での活躍を目指している

ソフトバンクの中澤選手は、攻撃力を示しながら着実に成長を遂げている。若手選手の育成や将来への期待感が高まる中、彼の取り組みが今後のチームにどのような影響を与えるのか注目したい。
キーワード解説

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