関西六大学野球の春季リーグ戦が開幕、大院大のエドポロ・ケインが主将として注目を浴びる

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関西六大学野球連盟の春季リーグ戦が、2025年4月5日にGOSANDO南港野球場でスタートする

今シーズンの注目は、昨季リーグ新記録の7連覇を目指す大商大に加え、5季連続で2位に甘んじている大経大や他の大学の追撃がどのような展開になるかだ

昨秋最下位に沈んだ大院大は、エドポロ・ケイン(4年)が主将としてチーム再建の中心となる

大院大の主将、エドポロ・ケインの挑戦

エドポロ・ケインは強肩強打の外野手で、リーグ戦通算8本塁打を誇る

「大学に入ってからは勝ち星に恵まれなかったが、勝ちたいという気持ちが強い」と語る彼は、自身のプレースタイルを磨き、チームを引っ張る存在になりたいと考えている

彼は「日本航空(山梨)」での高校時代に甲子園にも出場しており、そのパフォーマンスは注目に値する

厳しい競争の中での成長

エドポロは、昨春に関西5リーグ対抗戦に出場した際、大商大の渡部聖弥と接した経験から自分の長所を見つめ直した

「渡部さんは凄かったが、打球の速さや肩の強さでは負けていない」と自信を見せる

遠投は120メートルにも達し、ドラフト2位指名を受けた先輩にも負けない中堅守備を誇る

多様なバックグラウンド

エドポロは、ナイジェリア出身の父と韓国出身の母を持つという特異な背景を有しており、「身体能力が異なる」と感じることも多かったという

この点が、彼のバネのあるプレースタイルを形成する一因となっている

卒業後の目標とチームの展望
エドポロは、卒業後はプロの道に進む意向を強く示し、「リーグ新記録の1シーズン6本塁打を狙う」と明言している

これが実現すれば、チームの上位浮上にも大いに寄与することであろう

大院大の中村良二監督は、「基礎に立ち返り、しっかりと守って接戦を物にできるかが鍵」と語り、エドポロを打線の軸として期待している

今回の春季リーグ戦は大院大にとって特に注目されるものです。エドポロ・ケイン選手がチームの主将という重要な役割を担っており、その成長と結果に期待がかかります。彼自身の強い勝ちたいという意志は、チーム全体にも良い影響を与えるでしょう。近年結果が出ていないチームですが、彼の奮闘次第で大きく浮上する可能性も秘めています。
キーワード解説

  • 春季リーグ戦とは?:関西六大学における野球の競技シーズンで、各大学が対戦し、順位を決定する大会を指します。
  • ホームランとは?:選手がボールを打って、ボールが外野フェンスを越えて飛び出すことを指し、その打席で得点が保証されることです。
  • ドラフトとは?:プロ野球チームが選手を指名する制度で、新人選手を獲得するための重要なイベントです。

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