楽天の岸投手、40代での先発初勝利を達成

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楽天モバイルパークで行われた「楽天4-1西武」の試合で、楽天の岸孝之投手が西武打線と対峙(たいじ)し、濡れたマウンドでのホーム開幕戦をしっかりと乗り切った

今回の試合は特に気温が5度、さらには雨が降りしきる厳しい環境下での戦いとなり、「ケガしたらしょうがない

入念な準備があっての全力で投げていました」と試合後に語った

岸選手は、雨天中止が2度もあった中で迎えたこのホーム開幕戦で決して不甲斐ない投球はしなかった

序盤から直球で相手を圧倒し、ストライクを取りながら積極的に攻めていったが、4回には渡部聖選手による適時三塁打で先制される

しかし、「ズルズルと2点目はあげないように」と気持ちを切り替え、修正を行った結果、7回を投げ3安打1失点、無四球という素晴らしい成績を収めて、今季の初勝利を挙げた

岸選手は、この勝利により新人から19年連続で勝利を積み重ね、球団の歴史に名を刻むこととなった

そして、昨年12月に迎えた40歳の誕生日以降、40代での先発勝利を挙げた選手にもなり、これが球団史上初の快挙である

岸選手は、試合後「家族が来ているところで勝てたのが大きい」と語り、子どもたちにかっこいい父親の姿を見せることができたと笑顔を浮かべた

ユニフォームを脱いだ後の岸選手は、野球に励む息子たちのお父さんでもある

「言うことを聞かないからしょっちゅう怒る」と笑いながらも、子どもたちからもらった肩たたき券を宝物として大切にしているという

「ずっと持っている

まだ使っていないからね」と語る岸選手の姿には、父としての一面も垣間見える

岸選手40代での快挙

岸選手の成績は特筆すべきもので、彼はプロ入団以来19年連続での勝利を達成した

その中で、40代での先発初勝利をマークしたのは、日本選手としても非常に重要な意味を持つ

彼の記録は球団の歴史にも名を刻むものであり、プロ入りからの連続勝利記録の中でも特に際立っている

岸選手が40代で初勝利を達成したことは、年齢に関係なく努力が結果につくことを証明する素晴らしい出来事です。家族の前で勝利を挙げたことで、さらにその意味が増したと言えるでしょう。
キーワード解説

  • 先発とは?先発は野球の試合で、最初にマウンドに立つ投手のことを指します。試合の流れを作る重要な役割を持っています。
  • 連続勝利とは?連続勝利は、選手が連続して勝ち星を挙げることを意味します。特に長い期間続けられると、選手の実力を証明する記録となります。
  • 適時打とは?適時打は、チームが得点するために必要なタイミングで打たれるヒットのことを指します。得点に結びつくため、非常に重要な打撃です。

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