中日はこの日、2回に中田翔内野手の二塁打によって僅かに先制したものの、その後は打線が不発に終わり、7試合を終えての総得点はわずか9点という厳しい状況だ
興味深いことに、いまだに複数得点を挙げた試合がないという”珍記録”が続いている
試合の中で「終わってみれば、大島のところでしたね」と語るのは、中日スポーツ評論家の彦野利勝さんである
中田のヒットで1点を得た場面では、なおも無死二、三塁のチャンスが訪れた
ここでヤクルト守備陣は内野を下げる守りを選択し、「1点やむなし」の守備体制を取ったが、大島選手は1ボールから外のストレートを2球見逃した
2ストライクと追い込まれた結果、ヤクルトは前進守備に切り替えたが、大島選手は内野ゴロに倒れ、走者が進むことができなかった
続けての打席では加藤匠選手も三振に倒れ、追加点を挙げることはできなかった
彦野さんは、「打者心理として、内野が下がっているからといって初めから内野ゴロを狙うことはない
ヒットを狙うのが普通だ
しかし、最悪のケースとして内野ゴロで1点を取れる可能性もある
それだけに経験豊富な選手にとってはもったいない場面だった」と指摘している
試合の8回には先発の高橋宏投手が四球を出した後、味方の失策も絡み同点に追いつかれてしまった
彦野さんの言葉を借りると、「相手が『どうぞ』と言う点はもらっておかないといけない」という重要性が浮き彫りとなる引き分けの試合となった
中日ドラゴンズがヤクルトとの試合で引き分けに終わったことは、チームが抱える打撃の課題を再確認させる結果となりました。特に得点の少なさは深刻であり、今後の試合での打線の奮起が期待されます。
ネットの反応
中日ドラゴンズの打線に関するコメントでは、選手たちが得点圏での打撃に苦労していることが強調されています
「得点を取ることに対する苦手意識」が選手たちに浸透しているとも指摘され、特にベテラン選手の大島選手に対する不満が集まっています
多くのコメントで、「勝負所で打てない」という強い意見があり、重要な状況での打撃力が欠けていることが問題視されています
大島選手は特に目立っており、過去に得点圏での打率が低いことに焦点が当てられています
ファンは「もっとチームバッティングをしてほしい」と期待していますが、大島選手のパフォーマンスが期待に応えられていないという意見が多いです
さらに、「若手選手を起用するべきだ」という声もあり、特に今後のチームのために若手にチャンスを与えることが必要ではないかと述べています
選手たちの自信やメンタリティが影響しているとの見方も多く、現状の打撃に対するフラストレーションがあるようです
これらのコメントからは、中日ドラゴンズの打線が今後どのように改善されていくのか、注目される状況であることが伝わってきます
ネットコメントを一部抜粋
やはり、若い選手に限らず中日の選手は「得点を取る」ということに対して苦手意識があるのではないか。
大島は生涯得点圏打率は.270くらいだからそんなに打ててない事は無いんだけど。
大島はチームバッティングができていない。
勝敗に関わるようなチャンスのみ打てないと言ってもいい。
非常にフラストレーションがたまる試合が続いています。
キーワード解説
- 中田翔とは?中日ドラゴンズの内野手で、長打力を持った選手として知られています。
- 内野ゴロとは?打球が内野手の位置に直行するゴロで、守備側へのプレッシャーをかける役割も持っています。
- 四球とは?打者が投手からの球を見送って、ボールと判定された場合に与えられる得点のことです。

