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ヤクルト・奥川恭伸、初回の乱調が響き中日に惜敗

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◆ JERA セ・リーグ ヤクルト5―6中日(6日・神宮) 東京ヤクルトスワローズの先発投手、奥川恭伸は6日、ホームでの中日ドラゴンズ戦に先発出場したが、初回の乱調が尾を引き、試合は5対6で惜敗した

初回の失点が痛い

望ましいスタートとは言えなかった

試合開始早々、奥川は中日の先頭打者岡林に向けた初球、148キロの速球が左翼線への二塁打となり、流れを掴まれた

続くブライトには四球を与え、一、二塁のピンチを背負うと、その後の打者石川昂、板山に連続ヒットを浴び、早々に3点を献上した

奥川は試合後、「四球が絡んで良くなかった」と振り返った

長打を許す苦しい展開

試合は進行し、奥川は4回に細川に左越えのソロホームランを浴び、5回には計5点を失い降板

投球内容は7安打を許した中で、4本が長打という不可解な結果となった

「高めに浮いた甘い球を仕留められてしまった」と奥川は嘆いた

この日の投球はシーズン開幕戦の巨人戦での6回無失点のパフォーマンスとは大きく異なった

次戦への抱負

奥川は、「開幕戦のようにもっと割り切ってゾーンを狙って行けば良かった」と自身の課題を認識した

今季本拠地での初登板で白星を逃したものの、ヤクルトの野手陣が逆転に成功したにもかかわらず、自らは勝投手に繋げられなかったことを悔やんでいる

「申し訳ないです」とファンに向けて頭を下げた

今後の試合に向けて、この日の反省を生かし次戦へのリベンジを誓った奥川の投球に期待が寄せられる

奥川恭伸選手の投球は時に素晴らしく、また時には課題を抱えることがある。今回の試合では初回に失点を重ねてしまったが、次回には反省を生かして立ち直る姿を期待したい。彼の成長が今後のヤクルトに大きな影響を与えるだろう。
キーワード解説

  • 初球とは?試合の最初に投げるボールのこと。ここでの出来が試合の流れを決めることがある。
  • 四球とは?投手がボールを投げ過ぎて打者がベースを1つ進むことが出来ること。打者にとっては有利な状況となる。
  • 長打とは?ヒットの中で特に深入りしたヒットのことで、ダブルやホームランなどの打撃を指す。

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