甲斐拓也選手、開幕からの好調な打撃で新天地で存在感を放つ

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2025年4月15日、巨人の甲斐拓也捕手(32)が今シーズン開幕から14試合で打率3割5分3厘を記録し、1本塁打、6打点と好スタートを切っている

甲斐選手の打撃は、新たなチームでの存在感を一層際立たせており、「Gを読む」という視点から検証した

甲斐選手は盤石な打撃フォームを持ち、リーグ3位の打率を誇っている

特に得点圏での打率は3割1分3厘と高い数字を記録し、勝負強さを見せている

例えば、3月29日に行われたヤクルト戦では、カウントが2-0の場面で真ん中の直球を捉え、左翼席中段に豪快なホームランを放った

しかし、その一方で、追い込まれた際には打撃スタイルを変更し、状況に応じた柔軟な対応が光っている

甲斐選手は、「常にその時にできることをやる」という哲学を持っており、状況によって攻撃のスタンスを変えることができる

これに対し、亀井打撃コーチは、甲斐選手の打撃を「若いカウントでは思い切りよく、一発を狙うが、状況に応じてコンパクトにセンターや右方向を狙う」と分析している

このようなメリハリのある打撃スタイルが、結果につながっていることを示している

また、甲斐選手の打撃は数字にも現れており、一般的に打率が低下しやすい2ストライク後の成績は、今季30打数8安打で2割6分7厘と優れた数字を残している

昨季とは異なり、打球方向も多様性を見せており、左翼方向に7本、中堅に5本、右翼に5本と幅広い攻撃ができている

最近の試合でも彼の勝負強さを示す場面があった

8日のDeNA戦では、1点を追う8回、2死一、二塁という緊迫した場面で、追い込まれた状況において右前適時打を放ち、チームの勝利に貢献した

試合後には若手選手たちと共に居残りで打撃練習をする姿も見受けられ、「できる時にやっておきたい」というノルマを抱えていない彼の姿勢は、さらなる成長を期待させるものである

甲斐選手の打撃が好調であることは、チームにとっても非常に心強い要素です。彼の打撃スタイルは柔軟性があり、さまざまな状況に適応できる能力が求められる中で、高い数字を残していることが証明されています。今後も彼の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 打率とは?:打率は、野球においてバッターが打ったヒットの数を打席数で割ったもので、選手の打撃能力を示す重要な指標です。
  • 得点圏打率とは?:得点圏打率は、ランナーが得点につながる位置にいる時の打撃成績を示します。特に勝負どころでの強さを評価するための指標です。
  • ホームランとは?:ホームランは、バッターがボールを打ち、フェンスを越えて直接得点することを指し、チームにとって非常に重要な得点手段です。
  • スイングとは?:スイングとは、バッターがボールを打つために bat(バット)を振る動作を指し、その技術やタイミングが打撃結果に大きな影響を及ぼします。

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