この会議では、特に「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」の改善勧告が取り上げられた
今季よりNPBは、試合のインプレー中に撮影した選手の写真や動画の配信と送信を禁じる条項を設けている
日本ハムはこの規定に対し、「主催者が承認した場合」に基づく特例として解釈し、昨シーズン同様の撮影運用を続けてきた
しかし、この解釈が対象とならないことが指摘され、改善勧告を受けることとなった
北海道日本ハムの森野貴史ボールパーククリエーション統括部長は、「他の11球団との確認において、考慮すべき抜け落ちた部分があった」と謝罪し、ルールに従うことを再確認した
中村事務局長によると、会議終了後、日本ハムが挙手して、「12球団で決められたルールとは異なる方向での解釈をしていた」と報告したという
また、今後はその違いについて外部に発信していく意向を示した
中村事務局長は、このルールについて「最終決定ではなく、まずスタートしてみてから様々な意見を検討していく」と語っており、今後の推移が注目される
日本ハムがNPBの撮影規程に関して誤った解釈をしていたことが判明しました。これは特に重要で、他の12球団との立場の整合性を求められる中で、今後のルール運用がどのように進むか注目されます。NPBが掲げる透明性の重要性が再認識されています。
ネットの反応
NPBの中村事務局長が、「不確定要素が多いので」と語りながら、日本ハムが写真や動画の配信を禁止する方針を打ち出したことに対し、多くのファンから意見が寄せられています
コメントの中には、球場での撮影禁止がファンを遠ざけてしまう可能性を指摘する声や、SNSが普及する現在ではこの規制が逆行しているのではないかという意見がありました
また、間接的に収益を上げるYouTubeへの懸念も示されており、著作権意識との関連が指摘されています
多くのファンは、NPBや球団が発信するコンテンツを重視しつつも、一般のファンには不利益がないルール作りを期待しています
「健全なファンには何も不利益な事はない」との見方があり、この規制が本当に必要なのかの声も上がっています
選手や試合の情報発信を活用することがリーグの発展に繋がると考えるファンも多く、SNSを活用した収益源の多様化が求められています
さらに、規制の目的について理解が得られていないことが多く、今回の規制がどれだけ効果的なのか疑問視されています
「主催者の権限」としての判断は理解されつつも、他の球団との連携や透明性の欠如が指摘される結果ともなっています
ファンからは、NPBがさまざまな意見を取り入れ、新たなルールの見直しを検討することを望む声が強まっています
ネットコメントを一部抜粋
やるならMLB公式ぐらい素晴らしいプラットフォーム用意してからやれよ
申し訳ないが、すでに球場で撮影禁止と解釈してるライトファンたくさんいて
SNSが普及している時代で動画や写真禁止はあまりにも時代と逆行していると思ってしまいます。
これは12球団、皆んなで破ろう。
ひとまずこれでいいんだと思う。
キーワード解説
- NPBとは?日本野球機構(NPB)は、日本のプロ野球を統括する組織で、各チームの運営や試合のルールを定めています。
- インプレーとは?インプレーとは、試合中にボールがプレーされている状況を指し、この状態では選手がプレイを行っているため、撮影が制限されています。
- 改善勧告とは?改善勧告は、ある規則や運用について見直しを促すもので、通常はルールの適用における不備や疑義がある際に出されます。