日本ハム、撮影規程を修正:ファンへの透明性を確保
日本ハムファイターズは7日、プロ野球暴力団等排除対策協議会及び一般社団法人日本野球機構(NPB)から受けた改善勧告に基づき、「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」の運用に関する追記を発表したこれは、ファンが球場での体験をより良いものにするための重要な一歩である
理事会での確認
この日の東京での会議では、プロ野球12球団とNPBによる理事会・実行委員会が開催され、日本ハムの森野貴史ボールパーククリエーション統括部長が執行役員として出席した会議の後、森野氏は「12球団との確認で抜けていた部分もあった」とし、「我々が勝手な解釈をしてしまっていたことを謝罪した」と語った
今後は他の11球団の運用に従って取り組む意向を示した
撮影規程の背景
3月31日に発表されたリリースでは、「主催者が承認した場合」に該当する運用について改めて確認を行ったことが記されている森野氏は、ファンが撮影した魅力的なコンテンツを自由に発信できることが、プロ野球の普及発展や観戦価値向上に欠かせないと強調した
誤った解釈の修正
同協議会からの指摘を受けて、日本ハムは誤った解釈を改め、今後は「本規程に沿った適切な運用」を行うことを誓ったこれまでの運用では、営利・非営利を問わず、ライブ中継に準ずる行為でない限りはファンが写真や動画を撮影しSNSに投稿することが許容されていたが、これからは規程に厳格に従うことが求められる
このような改善勧告を受けたことで、日本ハムがファンとの関係を再構築することを目指しているのは良いことです。特に、ファンが自由にコンテンツを発信できる環境を整えることは、プロ野球の普及やファンの満足度を高める重要な要素です。
ネットの反応
日本ハムが改善勧告を受け、ファンが球場での写真や動画の撮影・配信を禁止することが決定されたことに対し、様々な意見が寄せられています
この勧告に対するコメントでは、ルール違反を厳しく取り締まる姿勢を支持する意見がある一方で、時代に逆行する決定を批判する声が目立っています
また、今後のファン離れを危惧する意見や、他球団からの特別扱いが許されないとの見解も見受けられます
若いファン層を取り込む努力が進む中で、SNSを活用したアプローチが制限されることで、野球への関心が薄れるのではないかと不安視する人々が多いようです
ネットコメントを一部抜粋
悪法であれど法は法。
音楽ライブでさえ撮影可の環境が増えてきている。
随分乱暴だなぁという印象しかない。
NPBだけが激しく時代に逆行してるな。
日本ハムとしては納得いかない部分はあるでしょうが。
キーワード解説
- 改善勧告とは?:正式な文書で、企業や団体に対して行動を改善するよう求めるものを指します。
- NPB(日本野球機構)とは?:日本のプロ野球を統括する機関で、リーグ運営やルールを定めています。
- 撮影規程とは?:試合中の写真や動画撮影に関するルールを定めた規則で、ファンやメディアがどのようにコンテンツを発信できるかを示します。