これは、日本野球機構（NPB）が定めるルールに基づくもので、球場におけるファンの行為を整理し、適切な運用を促すための措置です
背景と目的
この決定は、NPBが関与する「プロ野球暴力団等排除対策協議会」からの改善勧告を受けてのものです日本ハムは、今後のルールの適切な運用を通じて、球場内の秩序を維持し、全体的なファン体験の向上を目指しています
新規則の内容
2025年シーズンから導入された「写真・動画等の撮影および配信・送信規程」では、試合中に選手のプレーを撮影し、SNSに投稿することが正式に禁止されましたこの規則には例外もあり、「主催者が承認した場合」には投稿が許可される可能性がありますが、「ライブ中継に準ずる行為でない限り」に制限されています
各チームの対応
他のプロ野球チームもこの新たな規制にどう対応するかが注目されています多くのチームがSNSを通じてファンとの交流を深める中、適切な運用が求められる傾向が見られます
今回の日本ハムの方針転換は、球場での秩序を保つための必要な措置といえるでしょう。また、SNSが普及する中で、試合中の投稿を制限することがファンにどのように受け入れられるのかが注目です。
ネットの反応
日本ハム球団がSNSにおけるプレー動画の投稿を認めない方針を明確にしたことに対し、ファンからはさまざまな反応が寄せられています
選手同士の水かけ合いなど、試合の魅力を伝える瞬間をSNSで共有することができなくなることに対する不満が多く見られ、「専用カメラを設置し、自由に観られるようにしてほしい」といった意見も出ています
また、「リクエスト制度の改善やボールの問題について考えるべきだ」といった他の課題を指摘するコメントも多く、運営側がファンの楽しみを奪っているのではないかと心配する声が上がっています
一部のコメントでは、誹謗中傷につながる動画投稿をしてきたユーザーの行動が原因でこの方針に至ったのではないかという見解もありますが、ファンの楽しみに対する規制が厳しくなることに疑問を呈する意見が多数を占めています
また、新規ファンの獲得が重要であることを指摘し、「球場に行けないファンの心を満たすためにも、SNSを利用してほしい」といった意見もありました
デジタル時代において、SNSを通じたファンとのコミュニケーションは欠かせないものであり、この方針が逆に野球振興を妨げることになるのではないかと懸念するコメントも見られます
このような反応は、野球界全体の現状を改めて考えさせるものであり、ファンとの密接な関係が今後も大切にされるべきだと感じることが根底にあるのかもしれません
日本プロ野球の発展のためには、ファンとのつながりを重視した方針を考える必要があるといえるでしょう
ネットコメントを一部抜粋
サヨナラのシーンで選手同士で水かけ合ってワチャワチャしてるシーンが観たいのに・・・
いや、遠慮なくやります
運営側がスポーツの面白みを消しに来てる。
一部のファンがルール守らないからこういう処置をとることになったわけで。
新しく野球観戦に興味を持つ人が現れるであろう大きな入り口を自ら潰しにかかってるんだから。
キーワード解説
- NPBとは？日本野球機構の略称で、日本プロ野球の運営やルールづくりを行っています。
- SNSとは？SNSは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の略で、ユーザーが情報を発信・共有できるオンラインプラットフォームです。
- 暴力団等排除とは？プロ野球において暴力団や反社会的勢力の排除を目的に、関連団体が設立された協議会で活動しています。
