早ければ4月8日の巨人戦からの1軍昇格が見込まれており、ファンやチーム関係者の期待が高まっている
昨季の実績
ウィック投手は、来日1年目の昨季に43試合に登板し、防御率2.60という優れた成績を残した特に8月27日の阪神戦では、7回に2番手として登板するも乱調を呈し、責任感から三浦監督の交代指令を一度は拒否したというエピソードがある
監督からの一喝により交代したものの、彼の姿勢は多くのファンの心に残った
調整の進捗
5日のイースタン・リーグでのロッテ戦では、最速153キロを計測し、1回無失点で順調な回復を示しているこれにより、ピッチングスタッフの一員として、緊迫した状況を打開する救世主となることが期待されている
チーム状況
また、ウィック投手の1軍昇格が実現すれば、4月4日からの広島3連戦で23失点を記録し、「失点ドミノ」となっている投手陣の改善の一助となる可能性がある三浦監督は3連敗後、「スタッフも選手も何ができなかったのかをしっかりと話していきたい」とコメントしており、投手陣の再整備に目を向けている
守護神の復帰も期待
ウィック投手の1軍昇格に加え、右肩の違和感で2軍調整中の守護神・森原康平投手の復帰の道も近づいている森原投手の復帰と合わせて、投手陣の強化が図れることが期待されている
ウィック投手の復帰が期待される中、チーム全体に漂う危機感が感じられます。投手陣がしっかりと立て直されることで、今後の試合に向けた流れが変わることを願いたいと思います。
キーワード解説
- 防御率とは?:投手が試合で許した得点を基に計算される指標で、成績の良さを測る重要な基準です。
- イースタン・リーグとは?:プロ野球の2軍チームが参加するリーグで、選手の育成や調整の場として利用されています。
- 失点ドミノとは?:1つの失点が続くことで次々と失点してしまう状況を表現した言葉で、チーム全体に悪影響を及ぼす事態を指します。