福岡ソフトバンクホークスの関連記事

ソフトバンク4軍監督、大越が新人塩士投手の姿に驚嘆

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 ◆記者コラム・タカ番24時 福岡ソフトバンクホークスの4軍監督である大越基(おおごし もとい)監督(53)は、今シーズンから新たにその職務を担い、選手たちとの交流を大切にしながらの日々を送っています

最近、18歳の新人投手・塩士暖(しおじ はるか)選手が特に印象に残っており、彼を通じて自身の高校生時代を思い返すことが多くなっています

塩士選手は、石川県の門前高出身で、育成ドラフトでチームに加入したルーキーです

彼は先に行動する姿勢や、ハキハキとしたあいさつで周囲を明るくしています

特に、寮の風呂場では、椅子や洗面器をきちんと並べる習慣があることがトレーナーからも語られ、大越監督はその姿に感銘を受けていると語りました

「自分が18歳の頃だったらできない

恥ずかしがって、自分の姿を気にしてしまっただろう」と大越監督は当時の自分と比較し、心の中で敬意を表しました

高校生の頃、大越監督は、当時の指導者である竹田利秋氏と共に、甲子園出場を目指して競い合った経験を持っています

その競争では、「勝ち負けではなく、あいさつの声の大きさやマナーの良さを競っていた」と回想し、今でもその重要性を感じています

塩士選手は、山下智茂氏からの「人がやりたがらないことをやれ」という教えを常に胸に留めており、そのため、かたづけを自発的に行うのだと語ります

大越監督は、このような姿勢を「優しさの系譜」とし、自身の高校時代と重ねあわせるように思っています

さらに、大越監督はもう一つ印象に残ったエピソードを交えました

「実はもう一人、風呂場で整頓する人を目にした

それが斉藤(和巳3軍)監督だったんだ」と嬉しそうに語り、ヒヤリングを重ねる中で、実直な姿勢を持つ選手や指導者の重要性を再確認しました

今回のニュースでは、ソフトバンクの若手選手である塩士選手の行動が、大越監督に自身の高校生時代を思い起こさせ、選手指導の重要性を再確認させたことが強調されました。特に整頓の姿勢や、前向きな態度が、チーム全体に良い影響を与えることが期待されます。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは? 育成ドラフトは、プロ野球チームが若手選手を獲得するためのイベントで、育成選手契約に基づく選手が選ばれます。
  • 整頓とは? 整頓は物を整理し、使いやすいようにすることを指し、清掃や整理整頓を行うことで環境がよくなります。
  • 指導者とは? 指導者はスポーツや学問など、特定の分野において他人を教え導く役割を持つ人のことです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。