現在、チームは岡本和真選手や新加入のキャベッジ選手、甲斐拓也選手が中心となって好調の打線を誇っていますが、坂本選手は開幕から6試合出場で17打数1安打、打率.059、0本塁打、2打点という厳しい成績を残しています
特にこの成績は、彼と同じ学年である田中将大選手が登板した4月3日の中日戦で記録したものであり、それ以外の試合では無安打無打点という結果です
かつて大活躍を見せた坂本選手は、今や三塁のレギュラーとしての立ち位置も危ぶまれています
スポーツ紙デスクは彼の現状について、「三塁の守備能力は卓越していますが、打撃成績が伴わなければスタメンとしての起用は難しい」と述べています
昨年、初めて三塁でフルシーズンを戦い、ゴールデングラブ賞を受賞しましたが、打撃成績は109試合出場で打率.238、7本塁打、34打点と振るわず、自己ワーストに近い成績とされています
今年のオープン戦でも坂本選手の打撃は上向かず、打率.115を記録しました
三塁のポジションを巡る競争が厳しい中、チームメイトの中山礼都選手は打率.304と好成績を残しているため、監督の阿部慎之助氏は開幕戦で坂本選手を「6番・三塁」として起用しました
しかし、坂本選手は合計5打数無安打という結果であり、次第に中山選手がスタメンに定着している状況です
このような不調の背景には、坂本選手の打席内容の変化も指摘されています
多くの内野ゴロが見られ、打者に有利なカウントの場面でも速球に対応できない様子が観察されています
元巨人選手は「スイングスピードが遅くなっている」と指摘し、かつての強みであった遠心力を使った打撃技術が失われているのではないかと懸念しています
このまま1軍でプレーを続けるより、ファームでの技術修正が望ましいとも考えられています
坂本勇人選手の現在の不振は、プロ野球界で特に注目される問題です。過去の実績を持つ選手が故に、チーム内での重要性も高く、ファンからの期待が大きいだけに、今後の成績が気にかかります。打撃不調が続く中で、どのように改善していくのかが鍵となりそうです。
ネットの反応
コメントの内容からは、読売ジャイアンツの坂本勇人選手に対する選手起用に関する意見が多く見受けられます
特に、彼の成績不振が続く中、過去の栄光で選手を起用することに疑問を持つ声が多いです
ファンは、坂本選手が長年の経験からくる重要な存在であることを認識しつつも、現役選手としてのパフォーマンスがその価値を大きく下回っていると感じています
選手寿命の限界を指摘するコメントもあり、若手選手を積極的に起用する必要性が強調されています
ネットコメントを一部抜粋
これが悪質ではないって草
多分夏ぐらいから上がってくるよ。
阿部の次の監督だろうからまだ4-5年は引っ張りそうな気がする、本人が辞めたいと言ったら指導者として残すだろう
腹括って若手を使い続けるしかないのは分かりますが、結局、三遊間、打つ選手に変えたくても替わりがいないのが正論なんですよね。
引退しても過去の栄光や豪遊ぶりを忘れられず落ちていくタイプに見える…さあどうなるかな?
キーワード解説
- 打率とは?打率は、選手が打席に立った回数に対して何回ヒットを打ったかを示す指標で、選手の打撃力を評価する際に使用されます。
- ゴールデングラブ賞とは?ゴールデングラブ賞は、各ポジションの守備に優れた選手に贈られる賞で、守備力を評価する重要な指標です。
- スイングスピードとは?スイングスピードは、バッターがバットを振る速さを指し、打球のスピードと飛距離にも影響を与える要素です。