この試合では、特に投手陣のミスが目立つ内容となりました
試合の折り返しとなる6回、阪神は先発のジェレミー・ビーズリーから中継ぎ投手の工藤泰成にバトンを渡しました
工藤は最速159キロを誇る剛腕ではありますが、緊張した場面での制球が定まらず、2度の暴投によって2失点しました
この結果、工藤はプロ初黒星を喫しました
加えて、6回は一死二、三塁の状況で一塁手の大山悠輔による本塁への悪送球があり、これにより勝ち越し点を献上してしまいました
こうしたミスが連鎖的に重なり、阪神は痛い星を落としました
工藤は育成ドラフト1位で入団し、開幕前のキャンプとオープン戦での活躍が評価され、支配下選手となったばかりです
直球とフォークを駆使し、6日の巨人戦では6回に相手捕手の甲斐拓也からフォークで三振を奪うなど、その存在感を示していました
今回の試合での投球はあまり良い内容ではありませんでしたが、7回からは4番手としてマウンドに立ち、無安打1四球と無失点に抑えました
今季からチームに加わった工藤や、同じく期待の若手左腕・伊原陵人に対してファンからは温かい応援の声が上がっています
特にネット上では「まだ、プロ1年目」「まっすぐはやはり凄い」といったコメントが見受けられ、今後の成長を楽しみにする声が多く聞かれました
また、藤川監督の「育てながら勝つ」方針が今後も注目されることでしょう
今回の試合で阪神は逆転負けを喫しましたが、特に若手選手に対する期待感が高まりつつあることが印象的です。工藤選手のように初めての場面での経験は重要であり、ファンも温かく見守っている様子です。
ネットの反応
藤川阪神の工藤投手に対する期待と、暴投に関するコメントが多く集まりました
工藤投手は育成選手からのスタートであり、その成長を期待する声が多くありますが、暴投が印象に残った方も多いようです
「出した場面が悪かった」との意見があり、状況によっては避けられないミスもあると考える声もありました
さらに、今風のピッチャースタイルが求められる中で、安定したパフォーマンスを見せることが難しい選手も多く、工藤投手にも波があるのではないかという意見が寄せられました
また、バッテリーとしての連携がうまくいかず、意思疎通の不足を指摘するコメントも見られ、「今後はコーチのフォローが必要」との声もありました
過度な期待がプレッシャーに繋がるのではないかという心配もあり、長い目で見てあげるべきだとの意見が多くありました
しかし、その一方で、「失敗を糧に成長することが大事」との意見もあり、若い選手には必要な経験だと見られています
今後の工藤投手の成長を期待しつつも、慎重に起用してほしいとの声が多かったのが印象的でした
ネットコメントを一部抜粋
出した場面が悪かったですね。しかしあの暴投は流石に取れないですよ。
今流行りのスタイルのピッチャー、各球団に一人二人毎年出て来ますが、調子の良し悪しで波が激しい、こういった投手全員に言える事ですね。
ある程度結果を出したにしてもルーキーで開幕したばかり、使うところは配慮してあげてほしい。
過度な期待にプレッシャーで潰されないか心配期待に実力が伴わなければそのまま消えていくのがプロの世界。
まだ1年なんだからどうこう言う気はないな。みんな落ち着きなよ。
キーワード解説
- 支配下選手とは? 支配下選手とは、プロ野球チームにおいて正式に契約を結び、1軍でプレーできる選手のことを指します。
- 暴投とは? 暴投とは、投手がキャッチャーのミットに入れることができずにボールを投げてしまい、その結果、ランナーが進塁することを可能にすることです。

