千葉ロッテマリーンズ、君津市に新ファーム本拠地を設計

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千葉ロッテマリーンズは10日、君津市役所で2軍本拠地移転に関する基本協定書締結式を行いました

ロッテの高坂俊介社長と君津市の石井宏子市長が協定書に署名しました

この移転計画は、昨年2月から始まり、31団体からの応募があり、最終的に君津市が選ばれました

新しいファーム本拠地は、JR君津駅から南に約1キロの定元地区に位置し、14万8000平方メートルの広大な土地が確保されています

ここでは、ナイター照明付きのスタジアム、観客席のない野球場(グラウンド)を2面、屋内練習場、ブルペン、打撃ゲージ、クラブハウス、選手寮などが整備される計画です

開業は2030年シーズン開始前を目指しています

高坂社長は、ファンや地域住民に新しい施設のイメージを持たせることが重要であると話し、球団が用意した施設整備のイメージパースを展示しました

「浦和とは全く違う世界の球団機能をここで見出すことができる」と期待感を示しました

石井市長は、2軍本拠地の誘致が新たな街づくりを推進すると述べ、地域住民が交流できる複合施設の建設計画も明らかにしました

「君津市とマリーンズが協力すれば、街は変わり、人が輝き、未来が動き出します

千葉ロッテマリーンズと君津市の‘フィールド・オブ・ドリームス’の開幕です」と歓迎の意を表しました

千葉ロッテマリーンズの君津市への新たなファーム本拠地移転は、地域経済や文化の活性化に寄与する大きなステップと言えるでしょう。2軍の選手たちが適切な環境で成長できることで、チーム全体のレベル向上にもつながります。また、地域住民との交流も生まれることで、大家族のような温かいコミュニティも形成されることが期待されます。
キーワード解説

  • ファーム本拠地とは?プロ野球チームが選手育成のために使用する、2軍の拠点となる施設のことを指します。通常、公式戦の場ではなく、選手のトレーニングや試合を行います。
  • 基本協定書とは?特定のプロジェクトや契約に関する基本的な約束ごとを記した文書のことです。これにより、双方の合意に基づく取り決めが示されます。
  • ナイター照明とは?夜間に野球の試合を行うために必要な照明設備のことです。これにより、日中に行えない試合をスケジュールすることが可能になります。

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