松山は山田選手にとって毎年1月に自主トレーニングを行う場所であり、彼にとって特別な意味を持つ地である
「お世話になっている場所でたくさんの人も見にいくよと連絡をくれましたし、より一層頑張らないとという気持ちになっています」と、山田選手は言葉に力を込めた
試合の開催地に関する思い入れがあるからこそ、いつも以上に良い結果を残したいという強い願望が伺える
この日の試合はあいにくの雨天によって中止となったものの、山田選手は室内練習場で打撃練習を行い、調整に努めた
これまでの8試合の成績は打率1割2分、ホームランが2本という状況であり、左手中指の腱(けん)の脱臼という怪我も抱えている
だが、山田選手は「結果ほど悪くはないと思っているので、あとはしっかりコンタクトしていければいいなと思います」と自身の状態を前向きに捉え、復調を誓った
今回の山田哲人選手の意気込みは、彼のプロ意識と故郷への感謝を感じさせるものである。故郷での活躍は、多くの地元ファンにとっても特別な意味を持ち、選手本人にも大きなエネルギーとなるだろう。怪我の回復も進んでいるようで、今後の試合でのパフォーマンスが非常に楽しみである。
キーワード解説
- 自主トレーニングとは?:選手がシーズン前に自らの判断で行う練習で、通常はチームの指導者が不在の状態で行われる。
- 腱(けん):筋肉と骨をつなぐ組織で、体の運動に重要な役割を果たす。腱の障害は選手にとって深刻な問題となる。