試合開始直後の初回、古謝選手はオリックスの頓宮選手に押し出し四球を与え、さらに中川選手からは2点タイムリーを打たれ、いきなりの3失点となった
続く3回には、杉本選手にソロホームランを許し、さらに2点を失った
結果、5イニングを投げて8安打5失点という投球内容で、「出力が上がらなかった」とコメントした
古謝選手はその後のインタビューで、初回に3四球を与えたことを反省し、「際どいところを狙いすぎて、(ストライクを)入れにいった球を打たれるのは去年からあった
一歩大胆に振り切っていけばよかった」と振り返った
前回登板の6日のロッテ戦ではプロ初の完投と初完封を達成し、好調なピッチングを見せていたが、強力なオリックス打線に捕まり、逆に苦い経験を味わうこととなった
古謝選手は試合後、「シーズンの序盤で得た経験は貴重なもの
次回に同じ失敗を繰り返さないために活かしていきたい」と、前向きな姿勢を見せた
古謝選手の反省の声には自身の成長が見える。一度成功したからこそ、次の局面においても成長し続けることがプロとしての重要な姿勢だ。特に若手選手にとって、失敗から学ぶことは今後のキャリアにおいて必要不可欠で、今回の経験が次にどう生かされるかが注目される。
キーワード解説
- 押し出し四球とは?:打者に対する投球が3回失投となった場合、四球で走者が一塁から二塁に進むことを意味します。
- タイムリーとは?:得点に直結する安打のことで、特に重要な局面で得点することを指します。
- ソロホームランとは?:一人の打者が単独でホームランを打つことを表し、チームに1点をもたらす重要な結果となります。