巨人・笹原操希が支配下選手に昇格 一軍での活躍に期待高まる

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読売ジャイアンツは14日、育成選手の笹原操希外野手(21)が支配下選手に昇格したと発表した

今後の活躍が期待される笹原選手は、同日に東京にある球団事務所で記者会見に臨み、新たな背番号『69』を背負い、意気込みを語った

笹原選手は2021年の育成ドラフトで4位指名を受け、巨人に入団した

同期選手には1位の大勢選手や3位の赤星選手がいる中で、今季はイースタン・リーグで14試合に出場し、32打数12安打の成績を収めている

特に、打率は3割7分5厘と高く、チームトップの5盗塁を記録し、プロ4年目にして一軍昇格の切符をつかみ取った

会見で笹原選手は「今の心境としてはとにかく今年は一軍で成績を残してリーグ連覇に貢献したいという気持ちしかないです」と語り、強い決意を示した

同席した吉村編成本部長も「彼は昨年から二軍での数字も残しており、秋の台湾のウィンターリーグでも良い成績を残した

今年も順調に成長している

その結果に基づいて支配下昇格を決定した」と、彼の昇格の背景を説明した

一軍外野陣では、開幕直前に負傷離脱した丸選手や、12日の広島戦で怪我をしたキャベッジ選手など、負傷者が続出している

これを受けて、吉村編成本部長は「ファームにいる支配下選手よりも、彼の数字はきちんと出ている

早く一軍に上がり、レギュラーを取ってもらいたいです」と期待を寄せた

笹原選手も「もちろんレギュラーを取るつもりで明日からやっていきたいと思うし、与えられたチャンスで結果を出していきたい」と、この新たな機会に対する意気込みを見せた

笹原選手の支配下昇格は、彼自身の努力と成果があってこその結果です。特にイースタン・リーグでの打率や盗塁数は、今後の一軍での活躍を大いに期待させる内容です。チームの状況も影響している中、若手選手の成長が重要だということを示しています。
キーワード解説

  • 支配下選手とは?:支配下選手はプロ野球チームと契約した選手を指し、試合で実際に出場できる資格がある。これに対して育成選手は契約はあるが、試合に出ることはできない。
  • イースタン・リーグとは?:イースタン・リーグは、プロ野球の育成選手が試合経験を積むためのリーグで、主に東日本のチームが参加している。
  • 盗塁とは?:盗塁は、打者がボールを打った後、次の塁へ走って走り抜ける行為を指し、これが成功すると得点の可能性が高まる。

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