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東海大・長谷川国利監督が追悼、巨人のスカウト陣での思い出を語る

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長年来、読売ジャイアンツのスカウトとして多大な貢献をしてきた東海大学の長谷川国利監督(62)は、14日に逝去した山下哲治氏を偲び、その思い出を語りました

山下氏は選手発掘において多くの実績を残し、長谷川監督との強い絆が育まれました

選手発掘の思い出

長谷川監督が印象に残っているのは、2006年の春のセンバツ大会での光星学院の坂本勇人選手の視察です

この際に、山下氏が初めて「この選手はすごい可能性を感じる」と坂本選手に注目したという言葉が響きました

長谷川監督は「ファーストストライクのカーブをしっかり振れるのは素晴らしい」と、当時の山下氏の評価を振り返りました

家族との思い出

山下氏との思い出はそれだけではありません

長谷川監督は、彼が広島の実家に招かれた際のエピソードも披露しました

食事中、山下氏が自分の名前について「父が川上哲治さんを尊敬しており、そのために哲治という名前がつけられた」と語ったことが印象に残っています

スカウトとしての功績

長谷川監督が横浜ベイスターズのスカウトとして活動していた1997年には、スペイン・バルセロナで「やしま」という日本食レストランのオーナーにお世話になったこともありましたが、そのオーナーがなんと山下氏の兄だったことに驚かされたとのことです

このように、山下氏はアマチュア球界からも厚い信頼を受け、巨人のスカウト部長として11年間在籍したことは記憶に残ります

病気との闘い
長谷川監督は、山下氏が病気と闘っていたことを知っていたが、彼の死を悼み、「非常に寂しい」とその心情を表しました

山下氏の業績とその人柄は、今後も多くの人々に記憶されることでしょう

今回、長谷川国利監督が山下哲治氏のことを追悼したことは、彼らの深い絆を示すものです。山下氏は多くの選手を発掘し、プロ野球界に貢献してきた重要な人物でした。長谷川監督の言葉から、彼が山下氏をいかに尊敬し、信頼を寄せていたかが伝わってきます。
キーワード解説

  • スカウトとは?スカウトは、プロのスポーツ団体が選手を発掘するための人であり、選手の育成や将来性を評価します。
  • ファーストストライクカーブとは?これは、打者が最初のストライクを投げられたときに、そのボールがカーブであることを意味します。打者にとって初球をどう打つかは非常に重要です。
  • アマチュア球界とは?アマチュア球界は、プロスポーツの選手ではない選手たちが所属する団体で、主に学校や地域のチームで構成されています。

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