阪神、延長11回の劇的勝利でヤクルトに勝利

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◇セ・リーグ 阪神7-5ヤクルト(2025年4月17日 神宮)阪神タイガースは、ヤクルトとの激闘を制し、5–5の同点から延長11回に近本光司外野手(30)が決勝の2号2ランを放ち、7–5で勝利した

試合日は、1985年に阪神が行った「バックスクリーン3連発」から40年目にあたり、記念すべき日でもあった

試合はスリリングな展開を見せ、特に近本の決勝打が印象的だった

延長戦に突入した11回で、近本は来日初登板のバウマン投手から、強烈な打球を右中間川越えで放ち、勝利を確定づけた

近本は、「打った瞬間に確信が持てた

神宮の風を感じて、入ったのは嬉しい」と振り返った

また、8回には佐藤輝明内野手(26)が無死二塁の場面で逆転の5号2ランを記録

これにより、阪神は勝利に向けて一歩前進し、今後の対広島との直接対決を前に0.5ゲーム差まで迫った

試合の途中で、阪神の守護神・岩崎がマウンドに上がった9回には、村上選手の負傷や木浪選手のミスによる適時失策など、予期せぬアクシデントもあった

それでも、近本は自らの役割に徹し、木浪の負傷の影響を緩和する重要な役割を果たした

近本は、この試合で今季初の4安打を記録し、打撃を取り戻した

藤川監督は、「選手は日々新しい挑戦をしている

今後もこういうパフォーマンスが続くことを期待している」と期待を寄せた

近本と佐藤の本塁打競演

この試合では、近本と佐藤の本塁打競演が見られ、両者の活躍が勝利に大きく貢献した

近本は、これで延長戦における初本塁打を達成した

阪神は、4月5日の巨人戦以来、この二人のコンビネーションで4戦全勝をキープしている

阪神タイガースがヤクルトに対して延長戦での劇的な逆転勝利を収め、特に近本選手の活躍が際立った試合でした。過去の記念日を意識した戦いが新たな歴史を作る瞬間を生み出し、今後のシーズンに向けても期待感が高まる展開となりました。
キーワード解説

  • 近本光司とは?阪神タイガースの外野手で、俊足・強打の選手として知られています。特に守備力が高く、チームの中心的存在です。
  • 延長戦とは?プロ野球の試合で規定のイニングが終了した後に決着をつけるために行う追加のイニングのことです。
  • バウマンとは?今回の試合で近本が対峙したヤクルトの投手で、来日初登板でした。初登板ながら高い注目を集めていました。
  • 得点圏とは?野球の用語で、得点を挙げるチャンスがあるランナーが塁にいる状況を指します。

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