前回の10日、ヤクルト戦(甲子園)は降雨によりノーゲームとなったが、この日は快晴の中での登板となった
初回の投球では、カットボールを駆使して「軌道、制球がよかった」と本人が振り返るように、いきなり2者連続三振を奪い、序盤からその実力を見せつけた
しかし、2回には木浪選手の二つの失策が絡み、結果的に3失点を喫する厳しい展開となった
しかし、三回以降はピンチを背負いながらも追加点を許さず、5回を通して4安打3失点(自責0)にまとめた
デュプランティエ選手はこの試合で8つの三振を奪ったが、「三振を狙わずにいいボールを投げることに集中していた」と冷静に振り返った
不運な形での失点についても、「自分の仕事としては、なんとか三振を取ったり、打たせて点を与えないところだった」と語り、味方の守備ミスを責めることなく自らを省みる姿勢を見せた
この日は、5回で97球を投げたため球数はかさんだが、「相手チームが粘りのある打席を送っていて、どうしても球数を使って守備の時間が長くなってしまった
改善できれば」と、今後への反省点と未来に向けた糧とした
今後は、今回の収穫を生かして次こそ記念の1勝をつかみ取ることが期待される
今回のデュプランティエ投手の投球は、良い面と課題の両方が見えました。初回の安定感や三振を奪う力は素晴らしかったですが、守備のミスにより失点が増える展開は改善が求められます。今後、デュプランティエ選手がどのように成長し、記念すべき勝利を手にするかに期待が高まります。
ネットの反応
阪神・デュプランティエ選手の最近の試合に関するコメントが多く寄せられました
彼は5回を投げて8奪三振を記録し、自責点はゼロという素晴らしい投球を見せました
しかし、味方の失策が絡み、チームは敗北しました
多くのファンは「負け投手になるのは気の毒だ」や「木浪選手のエラーがすべてをぶち壊した」といった意見を述べ、彼の投球内容を高く評価しています
また、「デュプランティエ選手は謙虚で、自分の責任として捉えている」といったコメントもあり、彼の人柄に触れた意見も多く見受けられます
ファンの中には、「次こそは勝ち投手になってほしい」と応援する声や、「先発だけでなくクローザーとしても活躍できるはず」と期待するコメントも寄せられました
デュプランティエ選手の誠実な姿勢や強い投球スタイルに魅了されたファンが多く、次回の登板が待ち遠しいという思いが強く感じられます
このように、彼に対する期待と応援の声が高まっていることが窺えます
ネットコメントを一部抜粋
こんな言い方できる外国人、ナイスガイすぎるやろ! 日本の野球も慣れてきたっぽいし、次こそ勝ち投手になってほしいです。
木浪がすべてをぶち壊した。自責点0の3失点で負け投手は気の毒すぎる。次は気持ち良く勝たせたいな。
デュプランティエナイスガイやね。
チームが勝つためにできることに全力を尽くす、チーム全員がそういう思いであることを代表していってくれているように思います。
デュプランティエどこまでいい人なんだよ…今回の試合はぶっちゃけ木浪のエラーのせいだと思われる(というか現にそう)のにそれを自分の責任のようにいうなんてすごく謙虚だ…デュプランティエさんに早く勝ちをつけてあげてください。
キーワード解説
- ジョン・デュプランティエとは? アメリカのプロ野球から来日した投手で、阪神タイガースに所属しています。強力なカットボールを持ち味にしています。
- カットボールとは? 投手が投げる球種の一つで、打者がスイングしようとする際にボールが若干変化して打ちにくくなる球です。
- 三振とは? 打者がボールを打つことなく3回の球に対してアウトになることを指します。投手にとっては奪三振は重要な指標の一つです。
- 自責点とは? 自分の投球によって生じた失点を指し、ピッチャーがどれだけ仕事をしたかを測る重要な指標です。

