阪神・伊原、プロ初先発で安定した投球を披露

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 「阪神-広島」(20日、甲子園球場)で、阪神タイガースのドラフト1位選手である伊原(NTT西日本)がプロ初先発を果たし、見事なピッチングを披露した

彼は5回を投げ、4安打無失点という結果を残し、プロ初勝利の権利を持ってマウンドを降りた

圧巻の初回

 伊原は、試合の初回から好調を維持

二俣選手と矢野選手を連続で空振り三振に仕留めた後、小園選手を遊飛に打ち取る圧巻の立ち上がりを見せた

このように、空振り三振とは、打者がボールにバットを当てずに空振りをすることで、投手のピッチングの成功を象徴する場面である

援護点とピンチの切り抜け

 初回に佐藤輝選手による2ランホームランの援護を受けた伊原は、二回には末包選手を中飛に打ち取り、ファビアン選手および中村奨選手も中飛に封じた

三回には菊池選手や石原選手の連打で無死一、三塁のピンチを迎えたが、森選手を浅い左飛に打ち取ると、次の二俣選手には粘られながらも、10球目のスライダーで空振り三振を奪った

二ゴロに変えた矢野選手もピンチを凌ぐ結果となった

最終回も素晴らしい内容

 3-0の四回に入っても、末包選手と中村奨選手にヒットを許し、2死一、二塁とピンチを迎えたが、体格を活かした内角低めの142キロ直球で菊池選手を見逃し三振に仕留め、さらにピンチを脱出した

五回も三者凡退に抑え、プロ初登板から13回1/3連続無失点という素晴らしい結果を記録した

伊原の意気込みとチームの変化
 登板前日は「とにかく0で抑えたらいいんで、ランナーを出しても粘り強く投げたい」と意気込んでおり、チームは連敗中であったが、彼の登板により雰囲気が一変した

今回の伊原選手の初先発は、今後の阪神タイガースにとって大きな光明となるかもしれません。彼の安定したピッチングは、チームの士気を高め、連敗中のスタートからの脱出に繋がる可能性があります。また、若手選手の活躍が期待される時期にあり、伊原選手の成長が見られることはファンにとっても喜ばしい事です。
キーワード解説

  • ドラフト1位とは?:ドラフト1位とは、プロ野球の新入団選手選択会議で、最初に選ばれる選手のことを指します。
  • 三振とは?:三振とは、打者がバッティングでボールを打つことができず、アウトになることを言います。
  • 援護点とは?:援護点とは、投手が登板している試合で味方打線が得点したことを指し、投手にとっては心強いサポートとなります。

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