新たな屋外硬式野球場「モエレ沼公園野球場」がオープン、地域の未来に期待

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札幌市東区のモエレ沼公園内に新たに完成した「モエレ沼公園野球場」のオープンセレモニーが、2025年4月20日に行われました

これにより、札幌市内では3か所目となるこの屋外硬式野球場は、両翼101.5メートル、中堅122メートルのサイズを誇り、国内のプロ野球12球団の本拠地と比較しても広大なスケールを持っています

スタジアムの特徴と設計

この野球場の総工費は約37億3300万円に達し、バックスクリーンには電光掲示板が設置され、6基の照明も完備されています

また、屋内ブルペンも2か所の施設が併設されており、トレーニング環境が整っています

設計は世界的彫刻家のイサム・ノグチによるもので、球場の全体形状は円形に設計されています

元々は軟式球場でしたが、全面改修が行われ、施設の向きを180度回転させたことで、右翼側からは公園の象徴であるモエレ山を望むことができるようになりました

セレモニーの様子

オープンセレモニーには、元日本ハム投手の斎藤佑樹氏(36)が出席し、「子どもたち、野球好きの大人たちのためにも、こうした球場がたくさんできることはすごく明るい未来だと思います」と挨拶しました

斎藤氏は、2021年10月に現役引退した翌日にモエレ山に登り、軟式時代の球場の写真を撮ったエピソードも振り返りました

また、式典後には旭川実高OBで元ヤクルトの牧谷宇佐美氏(44)を捕手にして始球式も行われました

今後の活動予定

モエレ沼公園野球場は、2025年4月27日から稼働を開始し、今年のシーズンは10月15日に終了する予定です

今後の運営に期待が寄せられています

モエレ沼公園野球場のオープンは、地域における野球文化の発展を促進する大きなステップとなるでしょう。また、著名な選手が参加することで、子どもたちに夢を与える一日となったことも印象的でした。
ネットの反応

札幌市のモエレ沼公園野球場オープンセレモニーには、元日本ハム・斎藤佑樹氏が参加し、始球式を行ったことが話題になっています

コメントでは、新たな球場ができることに対する期待や喜びの声がありますが、一方で懸念や批判的な意見も散見されます

特に、交通アクセスの問題が指摘されており、「バスの無い野球部の交通アクセスが課題じゃないか」との意見が寄せられています

また、札幌ドームの運営について、「まずは札幌ドームをどうにかしてからではないか」というコメントもあり、新球場の建設が必要かどうか疑問視する声も多いです

さらに、「札幌市民ですが、また余計なものを作りましたね」といった市民の意見もあり、公共の利益に対する疑問が呈されています

斎藤佑樹氏に関しては、「現役時代から休みの日はモエレ沼公園に行っていた」といった情報もコメントで言及されており、彼の地域への愛着が評価されています

全体としては、新球場の設立に対して賛否が分かれている様子が伺えますが、特に地域住民からの慎重な意見が多く見受けられました

ネットコメントを一部抜粋

  • 新しい球場が出来るのは喜ばしい事だけど、虫が出て来るんじゃないかと心配だ。
  • バスの無い野球部の交通アクセスが課題じゃないかい???
  • まずは札幌ドームをどうにかしてからではないだろうか。
  • 札幌市民ですが、また余計なもの作りましたね。
  • 斎藤さんは、今も北海道長沼町に自分で野球場を作ったり…
キーワード解説

  • 硬式野球とは?硬式野球は、硬いボールを使用してプレイされる野球の一種で、プロ野球などの公式試合で使用されます。
  • バックスクリーンとは?バックスクリーンは、野球場の外野に設置される大きなスクリーンのことを指し、試合の進行状況や選手情報を表示するために使われます。
  • 屋内ブルペンとは?屋内ブルペンは、ピッチャーが試合前に投球練習を行うための場所で、主に屋内に設置されているトレーニングゾーンです。

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