大学準硬式野球春季リーグ戦 中央大学が専修大学を7−2で下す
2025年4月22日、スリーボンドベースボールパーク上柚木で行われた東都大学準硬式野球の1部春季リーグ戦において、中央大学が専修大学を7−2で破り、今季リーグ戦の成績を3勝1敗としたエース・大山北斗の力投
中央大学の最速152キロ右腕・大山北斗投手(4年)は、7回を投げてわずか3安打無失点の好投を見せた特に、145キロの直球とフォークボールを駆使し、5三振を奪う活躍をした
大山投手は試合後、「初回から三者凡退で抑えることができ、試合の入りが非常に良かった
そこからリズムに乗ることができた」と振り返った
また、4回には2死一、二塁のピンチを迎えたが、132キロのフォークで空振り三振を奪い、無失点のまま切り抜けることができた
「三塁ベースを踏ませないよう、絶対に抑えてやろうと思っていて、自信のあるフォークで三振を取った」と自信を見せた
打線の活躍
中央大学の打線も5回に一挙4点を奪うなど、計8安打7得点を記録特にエースへの援護が際立った試合となった
観衆はわずか11人と少なかったものの、既に7球団がスカウトを派遣しているという
スカウトの評価
阪神タイガースの吉野誠スカウトは「150キロ出せるのは大したものだフォーク系のボールで空振りを奪う能力が高い」と、エースの能力を高く評価した
今後の進路について
大山投手は沖縄県興南高校出身で、オリックス・宮城選手の後輩として注目を集めてきた進路については、社会人野球かプロ野球のどちらかを選択する考えを持っているが、「球速を上げて、抑えや中継ぎでも使える選手として証明したい」と春のシーズンに向けてアピールを続ける意気込みを示した
今回の試合において、大山北斗選手の圧倒的な投球が際立ちました。特にフォークボールの使い方が素晴らしく、ピンチの場面でも冷静に対応した姿が印象的でした。また、打線も彼をしっかり支え、試合に勝つための重要な要素となりました。少ない観衆ながら、プロ球団のスカウトが注目する中、大山選手の今後の進展が期待されます。
キーワード解説
- エースとは?スポーツチームの中で最も重要な選手のことを指し、特に投手に多く使われます。この選手が試合を支える役割を果たします。
- フォークボールとは?速球投手が使う変化球の一つで、ボールが急に落ちるためバッターが打ちにくい球種です。通常、打者はこの球を見極めるのが難しくなります。
- スカウトとは?若い選手を見つけるために各球団が雇っている人たちで、新たな才能を発掘し、契約を結ぶことを目的としています。

