元高校教師がプロ野球チーム四軍監督に就任、新たな指導理念を語る

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今年も『若鷹応援隊』が発足し、斉藤和巳三軍監督と共に、新しい2代目隊長に就任したのは元高校教師であり、高校野球監督というキャリアを持つ球団OBの大越基新四軍監督です

取材・構成=菅原梨恵【選手データ】大越基 プロフィール・通算成績現役時代には、1993年から2003年の11年間、球団に在籍していました

その後は、高校教師として早鞆高で野球部監督を務めるなどして、22年ぶりに古巣に復帰しました

若い選手たちを託された大越監督は、新たな決意を持って新生活をスタートさせています

新しい環境への適応

大越監督は、「同じホークスでも、私が在籍していた頃とは全く違う環境です」と話し、自身が慣れることを優先すると述べました

「プロでは各部門の専門者がいるため、私は選手の指導を見守り、対話を重視していくつもりです」と語り、そのアプローチを明らかにしました

選手の人生を背負う責任

就任会見での「選手の人生を背負う」という言葉には重みがありました

秋の選手入れ替え時期が怖いと話す大越監督は、「選手たちにとって大事なことを早めに伝えるべきだ」と考えているようです

自身の経験を踏まえながら、選手たちに必死に取り組む姿勢を促しています

愛情を持った指導

大越監督は「選手たちを自分の子どもとして接すること」を指導理念に掲げています

「時には怒ることもあるが、相手を思っての本気の怒りは嫌われない」と述べ、個々の選手を見守る姿勢を大切にしています

四軍の試合への期待
5月からは四軍も実戦を開始します

「二軍、三軍ではできないことに挑戦してほしい」と大越監督は語り、「選手には普通のことを普通にさせたくない」と強調しています

ファンに対しても、積極的に球場に足を運び、選手たちの成長を見守ってほしいと呼びかけました

新四軍監督に就任した大越基監督が述べた指導理念は、選手を自分の子どもとして見守る愛情深いものであり、プロと高校の指導の違いを認識した上で選手たちを育てていく方針です。特に選手の人生を背負う責任を感じており、選手の成長のために感情を持って接する重要性に言及しています。
キーワード解説

  • 四軍監督とは? プロ野球チームにおいて、四軍監督はチームの中で最も下部組織を指導する役割を担っています。選手たちがプロとして成長するための基礎を作る大切な役割があります。
  • 愛情を持つ指導とは? 選手に対して親のような気持ちで接することを指します。選手の成長を心から願って行動し、時には厳しく指導することで、信頼関係を築くことが重要です。

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