しかし、彼が降板後に味方チームが同点に追いついたため、この日は今季3勝目を挙げることはできませんでした
試合後に今井は、「いつもよりはスライダーで空振りを取れていないけど、真っ直ぐでカバーできた
古賀（悠）もそれを理解してサインを出してくれました」と、女房役の古賀選手を称えつつ、自らの投球に対する謙虚さを見せました
初回には、2死からリーグトップの打率4割3分2厘を誇る3番打者、太田に中前安打を許しましたが、続く杉本選手を155キロの直球で空振り三振に仕留めました
2回にはこの日最速となる156キロを記録し、3回では先頭バッターを四球で出塁させたものの、麦谷選手を140キロのスライダーで空振り三振、宗選手を内角への153キロ直球で見逃し三振、再び太田選手を141キロのスライダーで三者連続三振に抑えるなど、ピッチングに磨きをかけました
4回は先頭の杉本選手に三塁への内野安打を打たれましたが、得点は許しませんでした
5回には初めての3者凡退を達成し、6回も2死から2人に四球を与えましたが、その後頓宮選手を155キロの直球で空振り三振に斬りました
迎えた7回、今井はディアス選手を二ゴロ、紅林選手を左飛、若月選手を三ゴロに打ち取り、これで2度目の3者凡退を達成しました
この時点での月間防御率は0.30となり、1961年6月の稲尾和久に並ぶ成績を記録しています
試合前の今月成績は3試合に登板し、2勝0敗、防御率は0.39という素晴らしい数字を残しています
今井達也選手の試合は、彼の技術や投球センスの高さを改めて示すものでした。7回を投げて無失点は素晴らしいですが、降板後に同点になったことが惜しまれます。彼の投球がどれほどチームの勝利に貢献できるか、これからの試合が楽しみです。
ネットの反応
西武ライオンズの今井達也投手は7回無失点ながらも、チームは逆転負けを喫しました
この試合の結果に対して、ファンからはさまざまな意見が寄せられています
多くのコメントでは、先発投手の好投を活かせなかった攻撃の消極性が問題視されています
特に無死満塁の場面で追加点を取れなかったことが敗因として挙げられ、「惜しい試合だった」との声が多く聞かれました
これに対し、一部のファンは選手起用や戦略に対する不満を表明し、特に今井投手に対して「彼が報われない」との同情が寄せられています
また、リリーフ投手平良の状態が悪化していることも指摘され、配置転換を求める意見が散見されました
さらに、監督の采配についての批判もあり、特に重要な場面での選手起用に疑問が持たれています
ファンの中には「チームが一致団結し、このままズルズル落ちていくのは避けてほしい」との切実な声もあり、次の試合に向けた期待と不安が交錯しています
西武ライオンズの今後にこれからも注目が集まることでしょう
ネットコメントを一部抜粋
無死満塁でしっかり追加点を取らないから、こうなる。
今井が可哀想すぎる。
平良があまりにも酷い。
勝てそうな試合を勝てないと、上位進出はなかなか難しいでしょうね。
こんな展開が起きるから、試合とは怖いな……。
キーワード解説
- 今井達也とは？西武ライオンズに所属するプロ野球選手で、優れたピッチャーとして知られている。
- スライダーとは？横に曲がる変化球の一種で、打者にとって打ちにくいボールと思われている。
- 防御率とは？投手が与えた得点を計算し、投球回数で割ることで算出される指標で、投手の成績を示す重要な数字である。
