この試合は、良くも悪くも今の日本ハムを象徴する勝ち方でした
試合は六回までロッテの先発小島に抑えられ、二塁ベースすら踏むことができませんでしたが、七回に待望の反撃が始まります
24歳の内野手、野村佑希選手と29歳の外野手、フランミル・レイエス選手がそれぞれソロ本塁打を放ち、逆転劇を演出しました
レイエス選手は、昨季に25本塁打を達成した実績を持ちながらも、この試合の決勝弾の後、お立ち台を辞退しました
その理由として、ファンの前で明るい姿を見せられないという思いがあるようです
今季は三振が多く、昨季の90三振の反省を生かして、新しい打撃フォームに取り組んでいましたが、最近は旧フォームに戻すことを決めたと言います
日本ハムチーム全体では25本塁打を記録しリーグ1位に立っていますが、打率はわずか.224となっており、これはリーグ5位に留まっています
特に注目すべき点は、今季開幕から23試合で犠打と犠飛がゼロという、球団記録とも言える異常事態です
特に送りバントに関しては6度試みたものの全て失敗という結果に終わりました
この日の試合前、日本ハムのほぼ全選手が自主的にバント練習を行う姿が見受けられ、まるで「行列のできるバント練習」のような光景が広がっていました
八木打撃コーチは、「普段はバントの練習を1回しかやらない選手たちが、3回も4回もやる姿を見て苦笑いしてしまった」と語りました
また、4番打者の野村選手も「キャンプの初めからバントは重要だと言われているので、サインが出たときに自分を助けるためにやらなければならない」と意気込みを語りました
日本ハムは今後、一発依存の打撃から脱却し、安定した攻撃を目指していかなければなりません
日本ハムの試合運びは一発頼みの攻撃に依存しており、今後の試合においてより多様な戦略を求められると感じます。特に、バント練習が選手たちの意識の変化を促す兆しが見え、攻撃に幅が出ることが期待されます。
ネットの反応
日本ハムが行った「行列のできるバント練習」は、選手たちの成長を感じさせるもので、一部ファンは安心感を示しています
「明日はバントできるね
で、連勝だね」と期待を寄せるコメントもあります
しかし、バント成功率に対しては厳しい考え方があり、「バントくらい高校生でも6回も失敗せんわ」と苦言を呈する声も少なくありません
また、チームの本塁打数がリーグ1位であるにもかかわらず、「点が入らないのは効率が悪いから」との意見もあり、選手のスタイルや監督の戦略に対する不安感が伺えます
「一発頼みの攻撃では戦いぶりが安定しない」など、バント練習の意義を問う声もありました
一方で、晴れた試合を見守るファンの気持ちとして、「勝ちましょう これが一番!がんばれ新庄!」と士気を高めるコメントも見られます
総じて、ファンたちはチームの現状を気にかけていると同時に、未来に向けた期待を抱いている様子が伝わります
ネットコメントを一部抜粋
マシンじゃまた失敗しかしない気がするのですが。
日ハム選手は成長してる!明日も頼むぞ!
必死にバントの練習していたんですね。安心しました。
コレはベンチも悪いよ。
バント必要ないと監督自身が大見得を切っていたんだから。
キーワード解説
- 本塁打とは?:ゲーム中にバッターが打球を外野に飛ばし、全塁を回って得点することを指します。
- 犠打とは?:バッターが意図的にアウトになり、走者を進めるためにバントをすることです。
- 三振とは?:バッターが投手の球を3回打ち損じてアウトになることを言います。

