特にパ・リーグの動向に注目が集まっている
オリックス、先発陣に変動
オリックスでは、中継ぎ陣の入れ替えが行われた開幕から10試合に登板した古田島と11試合の山田に替わり、2軍調整を続けていた山崎と富山が昇格
特筆すべきは、右内腹斜筋の筋損傷でリハビリ中だった森が復帰し、22日の2軍戦で実戦復帰を果たしたことだ
また、賭博容疑が不起訴処分となった山岡も、25日の2軍広島戦で無失点投球を披露し、1軍昇格に向けて準備を整えている
楽天、好調の選手が続々昇格
楽天では、3年目の荘司の今季初昇格が期待される25日のイースタン・リーグ西武戦で、6回4安打2失点(自責1)の好投を見せた
また、腰の張りで登録抹消されていた両外国人選手、ハワードとヤフーレも2軍戦で復帰を果たしており、両者ともが無失点投球を記録している
日本ハム、平元選手らの動向
日本ハムでは、22日の楽天戦で2者連続ホームランを許した杉浦が1軍登録を抹消その穴を埋める形で、玉井が25日から1軍昇格を果たした
昨季は腰痛に悩まされていた32歳のベテラン投手の復帰は、チームにとって大きなプラス材料となるだろう
ロッテ、石川選手の登録抹消
ロッテでは、石川選手が出場選手登録を抹消されたその理由には、妻の出産を控えた「お父さんリスト」としての登録抹消方針がある
また、打率1割5厘と低迷する佐藤選手も2軍降格が決定
指揮官は早期の修正を求めており、期待されているドラフト1位ルーキーの西川選手は2軍で好調を維持している
西武、育成選手がアピール
西武では、大阪桐蔭OBの育成スラッガー仲三河が好調を維持している彼は4月15日の日本ハム戦で1試合3本塁打を記録するなど、アピールを続けているが、守備や走塁の面では他の選手と比較される状況にある
果たして支配下契約に昇格できるか、注目が集まる
ソフトバンク、ヘルナンデス選手の復調
ソフトバンクでは、ヘルナンデスが本来の姿を取り戻しつつある彼は16日に出場選手登録が抹消されたが、2軍での調整を経て、25日から1軍に合流
27日の楽天戦では、打者3人をきっちり抑える素晴らしい投球を見せている
また、育成から支配下に昇格した山本選手は、出場機会が得られず苦しんでいる様子だ
今週のプロ野球パ・リーグに関する情報は、特に選手の入れ替えやファーム選手の活躍が目立った。チーム間での競争が激化する中、各選手がどう成長し、チームに貢献していくのかが注目される。特に新たに昇格する選手たちの活躍に期待が高まる。
キーワード解説
- 中継ぎ:中継ぎは、試合の中で先発投手に続いて登板する投手のこと。主に試合の中盤や終盤で、先発投手に代わってゲームをコントロールする役割を持つ。
- 無失点:無失点とは、投手が登板した際に、相手チームに点を取られなかったことを指す。特に、重要な試合の中で無失点投球は高く評価される。
- 支配下:支配下選手とは、球団に所属し、試合に出場する権利を持つ選手を指す。育成選手から支配下選手に昇格することは、選手にとって大きな意味を持つ。

