広島カープ、延長戦でのサヨナラ負けで4連敗。ビジターでの得点力が課題に

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 広島東洋カープは、29日に行われた読売ジャイアンツとの試合で、延長12回に3―4でサヨナラ負けを喫し、今季最悪の4連敗を記録した

この試合は東京ドームで行われ、カープファンにとっては忘れがたい悪夢の展開となった

 特に痛手となったのは、9回二死一塁の場面で、守護神・栗林が若林を三ゴロに仕留めた瞬間、一塁手の小園海斗内野手(24)の悪送球が引き金となった

ボールがファウルゾーンを転々とする間に、一走が生還し、同点に追い付かれてしまった

直前までゲームセットを迎えるはずだった状況が、一瞬のミスで消えてしまったのだ

 新井貴浩監督(48)は試合後に「明日からも試合は続く

気を引き締めて臨みたい」と選手に奮起を促したが、連敗の状況下では失策が失点に直結する悪循環が続いており、ファンの間には苛立ちが募る

 それでも、開幕から1ヶ月が経過した現在、カープは貯金1を保ち、セリーグの3位という位置にいる

得点力についてはリーグ3位の「81得点」という結果も出ており、一応の成果が見られる

しかし、今後解消しなければならない課題が浮き彫りになってきたのも事実だ

それは、ビジターでの得点力の低さである

 ホームでの1試合平均得点は「4・9得点」と安定しているが、ビジターでは12試合でわずか22得点、すなわち1試合あたり1・8得点と極端な落ち込みを見せている

この4連敗もすべて敵地での試合で、トータル得点も5点という寂しい結果だ

 先発陣は好調で、24試合中19試合でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を記録しているが、勝率を向上させるためには攻撃陣がビジターでも力を発揮する必要がある

今後の試合での改善が求められる

広島カープは、延長戦でのサヨナラ負けにより連敗を重ね、この状況がチームに与える影響が懸念される。選手たちには悪循環を断ち切るための奮起が求められ、特にビジターでの得点力不足が問題視されている。今後の改善に期待したい。
ネットの反応

広島カープが今季最悪の4連敗を記録し、その中でビジターでの得点力が問題視されています

コメントの中には、選手や監督の起用法についての疑問が多く寄せられ、ファンからは特に新井監督による「家族野球」や進歩のなさが批判されています

守備に関しては、エラーが試合の結果に影響を与え、選手の使い方に関する不満も目立ちます

「守備をイジり過ぎ」という意見もあり、選手がポジションを固定されないことで咄嗟の対応が難しくなっていると指摘する声もあります

また、打撃についても「打撃は無安打でも1点を取りに行く試合をしないと勝てない」との意見があり、相手のミスに付け込む形では難しいとの指摘があります

ファンはいずれ劣らずカープの復活を願う声が多く、今後の試合で勝利を収めることへの期待が込められています

ネットコメントを一部抜粋

  • 小園が暗を招いた、気合いを入れんかッ!
  • 最近守備が雑だから勝てていない
  • 次の監督は緻密な野球が出来る人を選んで本気で優勝を目指して欲しい
  • なんでホームとビジターでこんなに勝率が違うのかがわからない
  • 監督が家族ムード優先で選手を叱れないからチーム内が綱紀ユルユル
キーワード解説

  • 悪送球とは、守備においてボールを本来の位置に投げられず、相手に得点を与えるミスのこと。
  • 守護神とは、試合の終盤を任され、勝利を確実にするために登板するエース級の投手のこと。
  • ビジターとは、敵地で試合を行うチームのことを指し、ホームは自チームの本拠地を意味する。
  • クオリティースタートとは、先発投手が6イニング以上を投げ、自責点を3点以下に抑えた試合を指す。

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