オリックス・麦谷祐介、プロ初のサヨナラ打で連敗をストップ
2025年4月29日、京セラドーム大阪にて開催されたプロ野球パ・リーグの一戦で、オリックス・バファローズの麦谷祐介選手（22）が劇的なサヨナラ打を放ち、チームの連敗を止めたオリックスはロッテとの対戦を3x-2で制し、これが今季3度目のサヨナラ勝利となった
試合は九回に動いた
オリックスの野口選手が三塁打を放ち、1死三塁の好機を築く
その後、打席に立った麦谷選手は、4番手投手・横山の直球に対してファウルを打ち続け、最後にはシンカーを捉え、鋭い打球を生み出した
これによりチームに勝利をもたらし、自身にとってはプロ初のサヨナラ打となった
該当打席の後、麦谷選手は「最高でーす！チームが勝ったのがうれしい」と感激の声を上げ、初のお立ち台で喜びを爆発させた
今試合での勝利は、1966年に困難な状況を打破した長池徳二選手以来、ドラフト1位選手によるサヨナラ打としては59年ぶりの快挙でもある
オリックスの岸田監督は「最近、チームが負けていた中で、勢いをつけてくれるいい働きをしてくれた」と、麦谷選手の活躍を称賛した
また、麦谷選手は家族や関係者への感謝を強調し、「一人でここまで来たわけではない」としっかりとした思いを語った
麦谷選手は「食うか食われるかの厳しい世界」に身を置いていることも意識しており、慢心せずにさらなる高みを目指すことを誓った
試合後のアナウンスによれば、この日は「Bsオリっこデー2025」として、子ども向けイベントも行われ、若き選手の輝きに多くのファンが感動した
麦谷祐介選手のプロフィール: 2002年7月27日生まれの22歳
宮城・仙台市出身で、東北楽天リトルシニアからプロの世界に挑戦
富士大卒業後、2025年にオリックスにドラフト1位で入団した
麦谷選手のサヨナラ打は、選手自身の成長を感じさせると同時に、チーム全体にとって重要な勝利をもたらした。彼は感謝の気持ちを持ち続け、多くの人に支えられていることを強調しており、プロとしての自覚が感じられる。今後の活躍が楽しみである。
キーワード解説
- サヨナラ打とは？試合の最終回に得点し、勝利を決定づける打撃のこと。
- 九回とは？試合の最後の回で、通常は攻撃の機会が最後となる。
- シンカーとは？ボールが投げられた後、予想とは異なる軌道で落ちる変化球のこと。
