中日、広島に完封負け―打線沈黙で連勝ストップ

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◇3日 広島2―0中日(マツダ) 中日ドラゴンズは、先発の松葉貴大投手(34)が7イニングを投げ、自責点1で2失点と好投を見せたが、打線が全く機能せず0―2で敗北

これにより連勝が4でストップし、勝率も5割に戻った

試合後、井上一樹監督(53)は冷静に試合を振り返り、「これから再び貯金生活にチャレンジだ」と前を向いた

厳しい投手戦を制した広島

この試合は、開始からちょうど2時間で終わる緊迫した投手戦となった

中日の打線は、広島の先発・床田の前に全く得点を挙げることができず、わずか3安打に抑え込まれた

さらに、この試合は球団にとって42年ぶりの試合時間2時間切りという記録にも近づいたが、結果は二塁すら踏めない完敗だった

松葉と床田の投手対決

試合前の両投手の防御率はともに1点台と、非常に高いレベルでの投手戦が予想されていた

松葉は自己の責任を全うし、7イニングを投げ切ったが、打線の援護が得られなかったのが致命的だった

松葉は「この日はロースコアを覚悟していたが、床田君のナイスピッチングにやられた」と試合後のプレッシャーを振り払った

打線の反発力が鈍った要因

中日の打撃陣は特に初回と4回が重要だったが、2回には中田選手がチーム初安打を放ったものの、続く攻撃で得点に繋がらなかった

さらに、4回には相手の先制点を奪われた後、次の攻撃で三者凡退に抑えられるなど、連続でポイントを逃した

これにより連勝の勢いが影を潜めたのは否めない

失策が失点を招く
中日には今季最少の10失策記録があるものの、この試合では特に痛恨なミスが出てしまった

0-1で迎えた6回、1アウト走者なしの場面で、遊撃手・土田による捕球ミスで出塁を許した結果、4番・末包の適時打で失点を重ねてしまった

これに対し、井上監督は「不要なミスをなくし、接戦をものにしたい」と反省の意を示した

中日の試合が続く中、投手戦での未勝利が続く結果は、特に心配されるポイントだ。松葉投手の好投にもかかわらず、打線が沈黙したことが勝利に繋がらなかった。今後は、打撃陣の調整と守備の再確認が重要になるだろう。
ネットの反応

中日ドラゴンズの井上監督のコメントに対するファンの反応は、連勝が必ずしも続くわけではないという冷静さが感じられます

多くのファンは勝率5割に戻ったことについてややがっかりしつつも、貯金生活を再び目指すことについて前向きな意見を寄せています

具体的には、今日の岡田選手の復帰が重要な試合であり、連勝視の中でも試合の結果を冷静に受け入れようという意見が多いです

中には「声援を送り続けたい」といった意見もあり、ファンの期待があることが伺えます

特に、「岡田に勝ち星を付ける」との意気込みを持ち、チーム一丸となって戦う姿勢が求められています

ネットコメントを一部抜粋

  • 今日もロドリゲスの爆肩見たいし
  • 歓喜の「貯金1」があっという間に無くなりました笑。
  • セントラルは力の差がそれほどないし勝率5割をキープしていれば上位進出のチャンスはあると思います
  • 大切なのは、今日の試合。
  • 4連勝程度で「いつか止まる」とか、「相手のピッチャーが良いから」なんて言っているから負け癖が付くのではないか。
キーワード解説

  • 先発投手とは? - 試合開始時にマウンドに上がる最初の投手のこと。試合の行方を大きく左右する重要な役割を担う。
  • 防御率とは? - 投手が与えた自責点を基に算出される指標で、通常は9イニング(1試合)あたりに換算して表す。低ければ低いほど成績が良いことを意味する。
  • ロースコアとは? - 試合で得点が少なかった場合の呼称で、特にデーフィズの好投や強力な投手陣によることが多い。
  • 失策とは? - 守備が原因で本来アウトのはずのプレーを逃してしまうこと。これがあると、攻撃側にチャンスを与えてしまう。

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