大産大、甲南大をサヨナラで下す 春季リーグ優勝へ一歩前進

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◇阪神大学野球春季リーグ最終節2回戦 大産大2―1甲南大(2025年5月4日 ほっともっとフィールド神戸)この試合で大産大は、甲南大との接戦を制し、サヨナラ勝利を達成した

これにより、大産大は勝ち点24を獲得し、8勝2敗で並ぶ関西外大との優勝決定戦に進むこととなった

9回表に同点とされた場面から、2番打者の江口真朋(2年)が1死満塁で見事なサヨナラ打を放って試合を決定づけた

また、プロ野球のスカウトも視察に訪れる中、小出望那(4年)、彼は捕手としての役割において2人の投手を見事にリードし、被安打7、1失点という成績を残した

その試合後、小出選手は「精いっぱい取り組んだ結果が勝利につながった」と涙を流し、仲間たちと喜びを分かち合った

小出選手は、今季の打率が.179(39打数7安打)と低迷する中でも、主将としてチームを牽引する姿勢を見せており、チーム全体の士気を高める重要な役割を果たしている

市川哲也監督は「小出がリーダーシップを発揮しているおかげでチームがまとまっている

今年は小出のチームです」とその貢献を称賛した

大産大は、2008年秋以来32季ぶり11度目の優勝を目指して残りの試合に臨む姿勢を見せており、「ここまでは悔しい試合が多かったけど、周囲のサポートに感謝したい」という言葉に新たな決意が表れた

小出 望那(こいで・もなく)
2003年(平15)8月3日生まれ、大阪市出身の21歳

小2から西成銀河で野球を始め、捕手一筋で活躍してきた

中学ではバイキングジュニアに所属し、大産大付では背番号2をつけてチームを支えている

大産大のチームが優勝へ向けて着実に前進している姿が印象的です。特に主将の小出選手が打率に苦しむ中でも、チームを牽引する姿勢が多くの選手に勇気を与えていることは称賛に値します。今後の試合がますます楽しみです。
キーワード解説

  • サヨナラ勝利とは?試合が同点または負けている状況で、最終回や延長戦で自チームが得点し、相手チームがそれに反応できないため、その時点で試合が終了することを指します。
  • 捕手とは?野球において、投手が投球したボールを受ける役割を担う選手で、試合の戦略や選手とのコミュニケーションが重要です。
  • 打率とは?打率は選手の打撃成績を示す指標で、安打数を打席数で割った数字を用い、高いほど良い成績を意味します。

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