広島・末包昇大、主砲としての活躍でチームを連勝に導く

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 「広島9-4中日」(4日、マツダスタジアム)で、広島東洋カープの末包昇大外野手が見事な逆転劇を演じ、ファンからの熱烈な支持を受けました

末包選手は、1イニング2本の適時打を含む3安打2打点の大活躍を見せ、「自分の仕事ができてよかったです」とコメントしました

これにより、チームは約2週間ぶりの連勝を果たしました

逆転劇の中心に末包選手

 試合は四回、広島は2点を追う場面からスタートしました

先頭打者のファビアンが右中間への二塁打を放ち、続く末包選手が相手先発の岡田選手の直球をしっかりと捉え、右前の適時打を打ちました

これにより広島は1点差に迫ります

ビッグイニングの幕開け

 その後も、山足・玉村・ファビアンの3人が続けて適時打を決め、4点リードへと導きました

続く末包選手は再び打席に入ると、「一本打っていたので、楽に

もう一本打てれば」という言葉通り、祖父江投手のフォークを捉え、中前へ適時打を放ちました

この回での総得点は一挙7得点

末包選手にとっては、1イニング2適時打は自身初の記録となります

新井監督と同じ偉業

 さらに、末包選手の活躍は、かつて新井監督が記録した同様の成績を思い起こさせました

新井監督は2015年5月5日の巨人戦で1イニング2適時打を達成しており、今回の記録もこの時期に重なりました

末包選手は八回にも左前打を記録し、今季3度目の猛打賞を獲得しました

次の試合へ向けて
 試合後、チームは5日からのヤクルト戦(神宮)へ向けて移動し、末包選手はお立ち台で「今から東京に行ってくるので、応援よろしくお願いします」とファンに呼びかけました

続く9連戦でもさらなる活躍が期待されます

今回の末包選手の活躍は、広島の勝利に大いに貢献しました。逆転劇を演じる中での頼れる主砲の存在感は、チームにとってかなり心強いものとなるでしょう。このような連勝が続くことで、チーム全体の士気も高まり、次の試合も期待が持てます。
キーワード解説

  • 適時打とは?試合の流れを変える貴重な得点を意味します。
  • 猛打賞とは?1試合で3安打以上を打つことを指します。
  • ビッグイニングとは?1イニングで大量得点を挙げることを表します。

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