新たな野球の舞台「はらっぱスタジアム」がオープン
元日本ハムの投手、斎藤佑樹氏(38)が設計に携わった新球場「はらっぱスタジアム」が5月5日、北海道長沼町内でスターティングイベントを開催しましたこのイベントには、斎藤氏のほかに、日本ハムの栗山英樹CBO(64)が出席し、新しい野球場の誕生を祝いました
プロジェクトの始動は2024年8月からで、球場は長沼町が所有する舞鶴スポーツ公園跡地に整備されました
球場の規模は両翼70メートル、中堅85メートルと設計され、名付けられた「はらっぱ」は、「のびのびと野球をやって欲しい」という願いが込められています
斎藤氏は「子どもたちにオーバーフェンスのホームランを体験させたい」という思いから、フェンスを設置しました
彼自身が子ども時代にプレーしたグラウンドにはフェンスがなく、そのため多くのランニングホームランが生まれたそうです
この新球場は、栗山町内にある栗山CBOが関わった「栗の樹ファーム」や、北広島市内の日本ハム本拠地エスコンフィールド北海道からも近接しています
斎藤氏は全国各地の球場を視察した結果、縁を感じてこの地域に新球場を設けることを決定したといいます
始球式では、斎藤氏が投手、栗山CBOが打者となり、真剣勝負が繰り広げられました
1球目は見逃し、2球目はファウル、3球目はキャッチャーフライでアウトとなりました
その後、地元の少年野球チームによる記念試合も行われ、賑わいを見せました
栗山CBOは、「グラウンドづくりには大変な苦労があっただろうな」と斎藤氏の努力を称え、佑樹の思いが次世代に繋がり、北海道を越えて多くのグラウンドが開発されることを願っています
新球場「はらっぱスタジアム」のオープンは、地元の野球界や子どもたちにとって大きなニュースです。斎藤佑樹氏の思いが込められた球場で、未来のプロ野球選手が育つ環境が整うことは期待されます。地域の活性化にも寄与し、スポーツを通じた絆を深める場として機能することが期待されます。
キーワード解説
- スターティングイベントとは?スターティングイベントとは、新しい施設やプロジェクトの開始を祝う行事のことを指し、関係者や地域住民が集まり行われます。
- オーバーフェンスのホームランとは?オーバーフェンスのホームランとは、ボールがフェンスを越えて飛び出すことで得られるホームランのことを指します。
- グラウンドづくりとは?グラウンドづくりとは、野球やその他のスポーツを行うための場を整備することで、土や草、設備を適切に設計し、選手たちが安全にプレーできる環境を提供します。

