東海大相模が11-1で三浦学苑を下し決勝進出、安嶋選手がグランドスラムで大会の舞台を奪う

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◆春季高校野球神奈川県大会▽準決勝 東海大相模11x-1三浦学苑=7回コールド=(5日・横浜スタジアム) 昨夏の甲子園に出場した名門・東海大相模が三浦学苑に7回コールドで打ち勝ち、決勝進出を決めた

2年連続25度目となる春季関東大会(茨城)の出場権も獲得した

試合のハイライト

この試合で特に注目されたのは、ラッキーセブンの7回に打者一巡の猛攻があったことだ

高校通算0本の伏兵である安嶋浬久選手(2年)が、試合を決定づけるグランドスラムを放った

リードを6点に広げた直後、彼は満塁の場面で甘く入ったストレートを振り抜くと、打球はライトスタンドへ消えていった

この勝ち越し点はコールド勝ちを確定させるサヨナラの一撃で、安嶋選手は夢中になってダイヤモンドを一周した

安嶋選手の意気込み

安嶋選手は「後ろにつないでいくバッティングでチャンスを広げたり、得点に結びつける打撃が自分の売りです」と語り、チームに貢献する姿勢を示した

彼は中学時代に強豪・湘南ボーイズでプレーし、昨年まで東海大相模のエースだった日本ハムの藤田琉生選手の背中を追いかけて名門での鍛錬を志した

1年春にはベンチ入りを果たしたものの、昨夏は神奈川大会や甲子園で観戦に回った

決勝戦に向けて

今回の決勝戦では、センバツ優勝の横浜高が対戦相手となる

昨秋の神奈川県大会決勝では2-5で敗北した経験があるが、安嶋選手は「春に日本一になって、注目されている選手に打ち返すという気持ちで毎日練習しています」と気合を入れた

まとめ
公式戦25連勝を狙う強敵を、東海大相模のプライドを持って打破する意気込みが感じられる

名門対決が今後の見どころとなるだろう

今回の試合で東海大相模の安嶋選手が見せた圧倒的なパフォーマンスは、彼自身の成長だけでなく、チーム全体の士気を高める要因となるでしょう。全体として、競技レベルが高いこの大会での名門同士の対決は今後の高校野球を盛り上げる要素が強いと考えられます。
キーワード解説

  • コールド勝ちとは?:試合が一定の条件を満たした場合に早期終了となるルールのこと。野球では、特にリードが大差の場合に適用される。
  • グランドスラムとは?:満塁の状態でホームランを打つことを指す。これにより、打者自身を含む4人全員が得点となる。

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