富田は3回を投げ、3安打1失点という成績で降板しましたが、その投球内容には注目が集まりました
初回、富田は先頭バッターの泉口を右飛に打ち取り、続く若林選手も同様に右飛で抑えます
ここで2死を取り、吉川選手と岡本選手に連打を許しましたが、岡本選手が走塁死となり無失点でこの回を乗り切りました
特に、大事な初回に無失点で切り抜けたことは、今後の試合に向けて大きな自信になるでしょう
2回にはテンポよく3者凡退に抑え、富田の調子が良さそうに見えました
しかし、3回には少し波がありました
先頭のヘルナンデス選手に四球を与えた後に、1死から旧知の泉口選手に右前打を浴びました
続く若林選手の犠飛で先制点を奪われ、富田はこの回で1失点となりました
一方で攻撃陣は、3回に森下選手が4号ソロを放ち同点に追いつきました
これによりチーム全体の士気が高まったとも考えられます
4回からは富田に代わってビーズリー選手がマウンドに上がり、捕手も坂本選手から梅野選手へと交代しました
富田の投球内容は結果として1失点ではあったものの、ラスティング・エフィッシュ（流れを支配できる力）を示しながら、特に初回の抑えが今後の課題解決につながる可能性を秘めています
今回の富田選手のパフォーマンスは、若手投手が成長する上での良い例となります。無失点で迎えた初回の出来は称賛に値しますが、3回の失点には改善が必要です。ファンとしては、今後の成長が楽しみです。
ネットの反応
阪神・富田投手が3回を投げて3安打1失点で降板したことに対し、ファンから様々なコメントが寄せられました
投手交代のタイミングについては、悪化する前に変えたのは良い判断という意見が多く、富田選手に対する理解を示す声もありました
一方で、先頭バッターへのフォアボールが影響し、最悪な失点につながったといった指摘も見られます
多くのファンが、富田選手が不安定だったために交代という選択がされたのは妥当だと評価しています
特に、打者への送りバントに関して、戸郷選手を追い込んだ後で簡単にされたことを問題視する意見もありました
ビーズリー投手への期待も高く、多くのコメントが彼の登板と梅野捕手とのコンビに触れました
「最近の中では良さそう」とのポジティブな意見も多く、ビーズリー投手の活躍が今後の自信につながると期待されています
また、試合全体としては、富田選手の後の投手交代が成功につながったとして、「今年一番スカッとした試合でした」との声もあり、ファンは前向きな感想を持っています
一方で、一部のコメントでは、富田選手を交代させた理由についての疑問や、バッテリー交代の意図を知りたいという声もあったため、無条件な賛成ではないという意見も存在しました
それでも、総じて見れば、富田選手からビーズリー選手への交代は支持を受けており、阪神チーム全体としての展望に明るい視点を持っているといえるでしょう
ネットコメントを一部抜粋
富田投手は3回裏に先頭バッターをフォアボールを献上して、その走者をホームまで還してしまった一番悪いパターンで失点してしまった。
内野安打→バント→進塁打→内野安打、こういう点の取り方、待ってました。
富田は指気にしてたからそれだと思う、捕手が変わったのは分からん。
富田を3回で代えたのは正直驚いた。状況次第でビーズリーを投入予定だったのだろうが、その策が見事にはまったね。
今日は富田→ビーズリーの継投を予め考えていたんだろう。
キーワード解説
- 先発：試合の最初に投げることが決まっている投手を指します。試合の流れを作る重要な役割を担います。
- 4号ソロ：ホームランの種類の一つで、相手チームにランナーがいない状態で打つことを指します。
- 走塁死：バッターが一塁に達する前に、走者がアウトになることを意味します。
