巨人・山崎伊織がセ・リーグ新記録の35イニング連続無失点を達成
読売ジャイアンツの投手、山崎伊織選手が開幕から35イニング連続無失点の記録を樹立したこの記録は、これまでセ・リーグの最高記録であった31イニングを上回るもので、1963年に阪神の中井悦雄選手、2023年に阪神の村上頌樹選手が達成した記録を塗り替えたものとなる
山崎選手はこの無失点記録を全て先発登板で達成した点においても、過去の記録保持者たちとは異なる特筆すべき点といえる
山崎選手は高知県明石市出身で、明石商業高校を経て東海大学に進学
2020年のドラフトで巨人から2位指名を受けてプロ入りした
ドラフト同期には、早稲田大学の早川隆久選手や、近畿大学の佐藤輝明選手など、多くの注目選手が含まれており、山崎選手も期待の若手投手の一人として名を馳せていた
記録更新の詳細
山崎選手は、開幕第5戦の中日戦において8回93球を投げて5安打、無失点という成績を収め、その後も5試合連続で無失点記録を更新している特に96球を投げたDeNA戦では6奪三振を奪うなど、圧倒的なパフォーマンスを見せている
彼の投球スタイルは、強力なストレートと多彩な変化球に支えられており、特に低めに集まるコントロールが高く評価されている
トミー・ジョン手術を経ての復帰
山崎選手のプロ生活は平坦ではなく、ドラフト指名当初にはトミー・ジョン手術を受けることが決まっており、ルーキーイヤーの2021年は全休に終わったこの手術は、肘関節に生じる損傷を修復するためのもので、特に投手に多く見られる手術である
近年は、アマチュア野球においても球速向上のためのトレーニングが普及し、それに伴って肘への負担が増加し、トミー・ジョン手術を受ける選手が増加している
そんな中で山崎選手は、他の選手と同じく辛い時期を乗り越え、ついに一軍での活躍を果たしている
今後の展望
35イニング無失点という記録を打ち立てた山崎選手は、今後も巨人の先発投手としての役割を果たし続けることが期待されているこれまでの軌跡からも学びを得て、さらなる成長を遂げることを願うファンや球団の期待は高まるばかりである
山崎伊織選手の35イニング連続無失点は素晴らしい偉業です。彼はトミー・ジョン手術を乗り越えてプロ入りし、この成績を達成したことで多くのファンに希望を与えています。これからも彼の成長を楽しみにしたいと思います。
ネットの反応
コメントでは、山崎伊織投手の活躍について多くの意見が寄せられており、特に彼が今シーズンの巨人の新エースとされる理由が強調されています
「伊織はオープン戦の不調から一転、良くやっている」との声があり、彼の成績が巨人の低迷を救っていることに感謝するファンも多いです
また、戸郷翔征投手の不調が指摘され、「消去法でエースと呼ばれている」との意見もあり、戸郷投手に対する厳しい見方も見られます
このように、伊織と戸郷の二人の状況を比較するコメントが多く、両投手の明暗を分ける要因についても議論されています
また、伊織投手の投球スタイルについても関心が寄せられており、「速球に加えて、様々な変化球をコースに投げ分ける制球力がある」と評価する声があり、次の阪神戦でのパフォーマンスが期待されています
さらにコメントの中には、「阪神に勝ったら本物だね」といった発言もあり、次戦の阪神戦での結果が彼のエースとしての力を証明する重要な試合と見なされていることがわかります
ファンの間では、次第に伊織選手がエースとして認められる方向に進んでいるようで、「戸郷と山崎、どちらが先に15勝するか」との質問も出ており、これからのシーズンの行方に関心が持たれています
「TJをしていなかったらドラ1の競合だった」とのコメントからも、伊織投手の潜在能力への期待が伺えます
このように、コメントは山崎伊織選手の評価や今後の試合に対する期待感で溢れており、彼の成績が巨人の運命を左右するかもしれないという興奮が感じられます
ネットコメントを一部抜粋
井上ー山崎、今シーズン阪神戦 初登板…甲斐とみっちりミーティングして阪神を止めてください。
山崎伊織はまだ阪神と対戦してない 実はこれが記録の大きな要因かも
伊織はオープン戦の不調から一転、良くやっている。
阪神ファンですが、以前から山崎伊織投手は良い投手だと思っていました。
阪神に勝ったら本物だね。今シーズンは戸郷不調の中、良く頑張っている。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?:肘の靭帯を修復する手術で、特に投手が高い稼働を要するために行われることが多いです。
- 無失点とは?:投手が試合中に与えた失点がゼロであることを指し、特に重要な個人記録として注目されます。
- セ・リーグとは?:日本のプロ野球リーグの一つで、対戦チーム数や試合形式が特徴的です。

