復帰戦の緊張感
桑原選手は、右手親指の骨折からの復帰後、2試合目となるこの日の試合で、3回2死の場面で中日涌井選手の147キロの直球が彼の左腕に直撃した医療スタッフの迅速な対応
直撃を受けた桑原は、痛みから顔を歪め、その場でうずくまったすぐにトレーナーが駆けつけ、状況を確認する中で、スタンドからは「大丈夫かー」「頑張れー」といった応援の声が響いた
ファンの温かいサポート
桑原が無事に試合を続行すると、中日ファンからも拍手が贈られたそして、一塁ベース上では涌井選手が謝罪する姿に対し、桑原は手を挙げて応じる余裕を見せた
復帰までの道のり
桑原選手は、開幕直前の3月23日、西武戦で死球を受けて右手親指を骨折約1カ月半の離脱を経て、前日5日の同戦で1軍復帰を果たしたばかりで、今回の場面は彼にとって緊張感のある出来事であった
今回の桑原選手の出来事は、復帰直後の選手にとって非常に緊張感のある場面ではあったが、それでも試合を続行できたことは、彼の精神力を示すものでもある。ファンも選手の安全を気遣う声を上げ、こうした温かなサポートが選手を支えていることが伺える。
キーワード解説
- 死球とは? ボールが打者の身体に当たることを指し、特に手や腕に当たった場合は選手にとって大きな痛みを伴うことがあります。
- 直球とは? 投手が真っ直ぐに投げるボールのことで、通常のストレートと呼ばれ、バッターにとっては打ちやすい球種の一つです。

