広島・小園海斗、好波に乗る活躍と成長の歩み

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広島東洋カープの小園海斗選手は、開幕からの勢いをそのままに新たなシーズンで目覚ましい活躍を見せている

阪神との開幕シリーズにおいて、チームは1勝2敗と負け越したものの、小園選手は3試合連続で合計5安打を記録し、その存在感を強烈に示した

「一番打ちたい、一番活躍したい」と意気込む小園選手は、開幕13試合が終了した時点でチームが首位に躍り出る一因となっている

彼の活躍は目覚ましく、今季の17試合中には10回ものマルチ安打を達成し、20試合が終わった時点での打率は.372とリーグトップに立つ

とはいえ、小園選手は「毎日不安だ」と自身の課題に向き合いながら、さらに成長を目指している

チームは移動が多い中で「時短練習」を取り入っているが、小園選手自身は「振る量は増やすようにしている」とし、練習を欠かさず続けている

春季キャンプで鍛えたスイングは効果を表し、順調なスタートを切ったことが伺える

新井貴浩監督は「小園には最後までグラウンドに」と期待を寄せているが、5月4日の中日戦では初めてスタメンから外れる事態に

「最近、グラウンドで弱い姿が見受けられる」と厳しい目を向ける理由がある

しかし、翌日のヤクルト戦で復帰した小園選手は、2回に一死一塁から四球を得て雄叫びを上げ、その執念を見せつけた

今季から背番号が『51』から『5』に変更となり、「もう少し先頭に立ってやっていけるように」という思いを胸に、主力選手としての自覚を強めている

「昨年のようなことがないように」と誓い、シーズンは始まったばかりだ

昨年度は9月に月間20敗(5勝)という記録的な失速を経験し4位に沈んだ悔しさを忘れず、チームをさらに押し上げていく姿勢が見える小園選手の今後の活躍が期待される

広島の小園海斗選手が今季開幕から目覚ましい活躍を見せており、特に安打数や打率の面でリーグトップに立つなどチームの中心選手として期待されていることが伺えます。一方で、監督の方針などから厳しい視線も向けられ、彼自身がプレッシャーに耐えながら成長を続けている姿も印象的です。
キーワード解説

  • マルチ安打とは?:マルチ安打は同一試合で二回以上安打を記録することを指し、選手の打撃力を示す重要な指標の一つです。
  • 打率とは?:打率は選手が打席に立ったときの安打数を打数で割ったもので、選手の打撃成績を示す基本的な指標です。
  • スタメンとは?:スタメン(スターティングメンバー)は試合開始時に出場する選手のことを指し、試合の主力メンバーを表示します。

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