特に、広島東洋カープに所属する投手の松本竜也選手は、昨シーズンのパフォーマンスが振るわず、二軍での経験が続いている
松本選手は、2021年のドラフトで5位指名を受けて入団し、ルーキーイヤーには50試合に登板し、ブルペン陣で重要な役割を果たした
松本選手は、178cm・100kgの身体を持ち、右投右打の投手である
彼の直球は特にノビがあり、リリーフとして瞬時に試合の流れを変える力を秘めている
ルーキーシーズンでは4勝2敗4ホールド、防御率3.56という成績を収めて、プロの世界での期待に応えていたが、翌2023年に開幕一軍スタートを切るものの、春先に3敗を喫したことが響き、以降は二軍での活動が主となった
2023年のシーズンでは、一軍での登板がわずか13試合にとどまり、防御率は4.35と振るわない結果に終わった
さらに、昨シーズンは大半を二軍で過ごし、プロ4年目の今季はオープン戦でも結果を残すことができず、開幕二軍としてスタートすることが決定した
しかし、ファームでは好成績を残しており、松本選手自身も復活のための足掛かりを掴みたいと意気込んでいる
松本竜也選手の現状は、一軍での活躍が期待される選手の中には珍しいケースと言えます。彼はルーキーイヤーに特筆すべき成績を収めながらも、その後のシーズンでは思うようにパフォーマンスを発揮できていません。ファームでは好成績を残しているため、次のチャンスにどのように適応できるのかが今後の鍵となりそうです。
キーワード解説
- ブルペン：試合中に投手が出場できるように準備をするエリアのこと。ここで待機する選手が、試合中に登板する役割を果たす。
- 防御率：投手の成績の指標で、与えた安打と失点から算出される。防御率が低いほど、ピッチャーの成績が良いとされる。
- リリーフ：試合中に、先発ピッチャーの後を受けて登板する投手のことを指す。通常、短いイニングを投げる役割を担う。
