3回裏、古賀悠選手と西川選手の連続ヒットに続いて滝沢選手がバント安打を決め、1死満塁のチャンスを迎えた
その後、ネビン選手が打席に立ち、カウント1-0から投げ込まれた真ん中付近のツーシームを完璧に捉えた
ボールは西武ファンで埋まった左翼席へと飛び込み、観客を熱狂させた
試合後、ネビン選手は「チームに大きな4点をあげることができて良かったし、先制点を取ることで投手を楽にできること、すごくうれしいよ」と喜びを語っている
この満塁本塁打は、西武選手によるものとしては2021年8月22日のオリックス戦以来、実に約2年ぶりのことであり、球団通算で255本目の記録にもなる
また、外国人選手による満塁本塁打は、2020年6月23日にソフトバンク戦でスパンジェンバーグ選手が放って以来、約5年ぶりの快挙となった
西武のタイラー・ネビン選手が放った満塁本塁打は、チームにとって重要な先制点となり、投手陣の負担を軽減した点でも意味が大きい。彼のプレイが、現チームの士気を上げる要因となることが期待される。また、満塁本塁打自体は試合の流れを変える可能性が高く、今後の試合でも起こることが楽しみだ。
キーワード解説
- 満塁本塁打とは?:試合中に3人の走者が出ている状態で、本塁打を打つことを指す。これにより、1打席で4点を得ることができる非常に有利なプレイである。
- ツーシームとは?:特に横に逃げる変化球で、ストレートと見紛うほどの速度と直線的な軌道で投げられるため、バッターには打ちづらい。投手が使う変化球の一種である。

