阪神・湯浅京己、復帰後の初登板で無失点投球を達成

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阪神タイガースは11日、中日ドラゴンズとの対戦を甲子園で行い、1対0で見事な勝利を収めました

この試合では、初回に佐藤輝明選手の適時二塁打によって先制点を奪った阪神が、5人の投手による継投でそのリードを守りきりました

特に注目されたのが、国指定の難病「黄色靱帯骨化症」の手術から復帰を果たした湯浅京己投手(25)です

これまで無失点投球を続けていた彼は、6回に二死一、三塁のピンチを迎えた際、先発の伊原投手が降板

その後、2番手として救援登板しました

湯浅投手は、4番バッターの中田選手に四球を与えましたが、続く5番の高橋周選手にはカウント2-0から146キロのストレートを投げ込み、一ゴロに打ち取ることでピンチを脱しました

「どんな時でも行く準備はできていましたし、1発長打を打たれたら逆転されるので、何とか抑えることができてよかったです」と振り返る湯浅投手の表情には安堵の笑顔が浮かびました

復帰後初めてお立ち台に上がった湯浅投手は、「お久しぶりです

ただいまです! アツアツで~す」と元気いっぱいに挨拶

待ち望んでいたファンからは大歓声が送られました

彼の現在の心境として、「勝ちで投げたいという気持ちもありますし、信頼を得られるピッチングができるように頑張ります」と意気込みを語りました

試合を見守っていた藤川球児監督(44)は、「湯浅がうまく投げてくれましたね

出たとこ勝負に見えますが、彼の経験が生きたんじゃないですかね」と称賛のコメント

今回の勝利により、阪神は3カード連続のカード勝ち越しを達成し、首位を堅守することができました

今回の試合での湯浅京己投手の復帰は、阪神にとって非常に大きな意味を持っています。長いリハビリを経て戻ってきた選手が、即戦力として活躍する姿は、多くのファンに希望を与えました。今後の彼の活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • 黄色靱帯骨化症とは?黄色靱帯骨化症は、背骨の靱帯が異常に硬くなる病気です。これによって神経が圧迫され、痛みやしびれの症状が現れます。

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