特に読売ジャイアンツでは、一軍定着に向けた選手たちの激しい競争が繰り広げられています
今回は、一軍に定着できず、昇格と降格を繰り返す読売ジャイアンツの若手投手、横川凱に注目します
横川凱とは
投打：左投左打 身長／体重：190cm／98kg 生年月日：2000年8月30日 経歴：大阪桐蔭高・ドラフト4位（2018年）横川凱は、先発や中継ぎなど多様な役割をこなす左腕投手です彼は、大阪桐蔭高校時代に藤原恭大（現：ロッテ）や根尾昂（現：中日）とともに甲子園で春夏連覇を達成し、高校卒業後は読売ジャイアンツに2018年のドラフト4位で入団しました
プロ入り当初は困難な時期もありましたが、2023年には自身初の開幕ローテーション入りを果たし、自己最多の20試合に登板し、4勝8敗、防御率3.95という成績を残して飛躍の兆しを見せました
しかし、その後のシーズンでは先発やロングリリーフなど多くの役割を担いながらも一軍では12試合の登板にとどまりました
2024年シーズンの序盤では、開幕一軍入りを果たしましたが、主に中継ぎ要員として活動し、好投を続けていました
しかし、5月5日の阪神戦では制球の乱れが影響し、2回で4失点を喫し、結果として翌日に二軍降格の措置が取られることとなりました
今後、横川はファームで自らの力を存分に発揮し、一軍でのポジションを確立するための圧倒的な成績を残したいと考えています
横川凱選手のキャリアは、多くの若手選手にとっての厳しい現実を映し出しています。彼は多彩な役割をこなす才能を持ちながらも、一軍定着には至っていません。ファームでの奮闘を経て、再びチャンスをつかめるかが注目されます。
キーワード解説
- プロ野球とは？プロ野球は日本の野球リーグで、12のチームが参加しており、春から秋にかけてシーズンが行われます。
- 一軍とは？一軍はプロチームの主力選手が所属するチームで、試合に出場するための選手たちの集まりです。
- 中継ぎとは？中継ぎは、試合の途中から登板し、先発投手の負担を軽減する役割を持っています。
