床田寛樹、リーグトップの投球イニングと完封の秘訣とは?

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広島カープの床田寛樹投手が、今シーズン早くも2つの完封を達成し、全ての試合でクオリティースタート(QS)を記録しています

QSとは、先発投手が一定の条件を満たし、質の高いスタートを切ることを指し、具体的には6回以上を投げて自責点3以下に抑えることを意味します

この素晴らしい成績を収めている背景には、床田の投球スタイルの向上があるとされています

床田は、特にツーシームとスライダーの使い方が改善されたことを挙げています

彼は、高校時代からの指導者から得たアドバイスを基に、ツーシームの精度を高めたと語ります

「投げる場所がすごくいいのと、新しい握りを試したことで、ストライクやファールが多く取れるようになった」と彼は話しました

また、床田のプロ9年目での初勝利は、ちょうど8年前のこの日に、巨人との試合で実現しました

この試合において彼は9回無失点で完封勝利を収め、記憶に残る瞬間となりました

彼の成長には怪我の経験も重要な役割を果たしています

特に左肘の靱帯を移植するトミー・ジョン手術を受けた際の苦悩が彼の投球スタイルに影響しています

「怪我のイメージが大きかったですが、もっと強くなるために手術を決断しました」と床田は振り返ります

今シーズン、彼は最高151キロを記録し、約30%の割合をストレートが占めています

これは、彼の自己分析に基づいて「まっすぐが大事」という考えを改めて実感させた結果、成長を果たしたと言えます

床田の素晴らしいパフォーマンスは、これからもカープの投手陣にとって大きな支えとなることでしょう

床田寛樹選手の活躍は、彼の技術的な進化と過去の経験から生まれたものです。特に苦しい時期を乗り越えたことで、彼の投球に対する理解が深まりました。今後の成長にも期待が持てます。
キーワード解説

  • クオリティースタートとは?
  • ツーシームとは?
  • スライダーとは?
  • トミー・ジョン手術とは?

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