特に、11日に行われた中日戦（甲子園）までの12試合連続無失策は、2年ぶりの快挙であり、選手たちの守備力向上が要因とされている
昨季はリーグワーストの85失策を記録した猛虎の守りが進化している
内野担当の田中秀太コーチ（48歳）と外野担当の筒井壮コーチ（50歳）の証言を基に、その理由を探ると、両コーチは「やっていいこと、悪いことが分かるようになってきた」と述べており、これは選手たちが状況判断をしっかりと行えるようになったことを示唆している
11失策の内訳は内野手が10失策、投手が1失策で、外野は開幕から無失策を継続中
筒井コーチは「エラーと好プレーは表裏一体」と説明し、「攻める姿勢を持ちながらも、状況を判断することが重要だ」と強調した
「プレーの共有」が筒井コーチの指導方針の一つであり、チーム全体での改善策を模索することに重点を置いている
具体的には、良いプレーを称賛することによって、選手たちの基準を高めているという
鉄壁の外野陣のキーマンとして挙げられるのが近本で、コーチは「センターがリーダー」という考えを持っている
詳しくは、ポジショニングやベンチとのコミュニケーションを細かく調整し、隙のない守備を求めている
内野守備のポリシーとして、田中コーチはシフトの重要性を強調し、選手との個別の話し合いを行いながらポジションを決定している
今年の試合でもこれまでのデータを活用して、打球方向に応じたポジショニングで守備力を高めている
今季無失策の中野選手は、「シフトのおかげで割り切れるので守りやすい」と語り、田中コーチと筒井コーチの考え方が堅守の礎となっていることを認識している
今後も阪神タイガースの守備力から目が離せない
阪神タイガースの守備力の向上は、昨季に比べて目覚ましい進歩を示しています。特に、コーチ陣の指導方針が選手たちに浸透している点が注目されます。守備に対する意識が変わることで、全体のパフォーマンスが向上していることは明らかです。
ネットの反応
阪神タイガースが2023年シーズンにおいて、リーグ最少タイの11失策を記録したことが、ファンの間で話題となっています
昨シーズンはリーグワースト2位の85失策という結果だったため、守備面での改善が際立つ形になっています
コメント欄には、守備力の向上が攻撃力にもプラスに作用しているという意見が多数寄せられています
特に、小幡選手や佐藤選手の成長が大きな要因として挙げられ、失策の減少に繋がっているとされています
また、チーム全体の雰囲気も良くなり、選手同士のコミュニケーションがポジティブに影響を与える要因になっているとのことです
ファンの中には、守備が安定していることで選手たちが攻撃に集中でき、結果として得点機会が増えているとの分析をする声もありました
これによりチーム全体の士気が上がり、良いプレーがリズムを作っているようです
今季の好調な守備力が、果たして優勝に繋がるかは未知数ですが、少なくともAクラス入りは確実視されているという意見もあり、期待の大きさが伺えます
ネットコメントを一部抜粋
別にチームが最多エラーでも2023年は優勝してるし、エラー多くてもええけどな。
木浪が失策5もしてますからね。それを小幡に代えるだけで劇的に内野の守備が安定しますよね。
守備力の向上が、攻撃力に与えている影響はあると思う。
日々の努力の賜物やね。岡田さんが基本的なことの反復練習をさせたのがようやく実になったんや。
今季は守備のスーパープレーが目立つし、逆にチームの士気も上がる。
キーワード解説
- 失策とは？試合中に行ったプレーで、ボールを捕れなかったり、正しいプレーができなかった結果のことを指します。
- シフトとは？守備時に選手がポジショニングを変えることで、相手打者の打球をより効果的に抑える戦術のことを意味します。
