この試合では日本ハムが5-3でリードして迎えた8回、ピッチャーの河野竜生が連続して四球を与え、さらに福谷浩司も押し出し四球を許し、1点差とされた
新庄監督は、齋藤友貴哉投手に継投させたが、廣岡選手が打席に入ると状況は悪化した
廣岡選手は、斎藤投手から159キロのストレートを受け、これを捉えてレフトスタンドへ運ぶ満塁ホームランを放ち、逆転を果たした
この結果、日本ハムは最終的にオリックスに敗れることとなった
試合後、新庄監督は自身のSNSにこの場面の動画を投稿し、「敵ながらこのホームランは凄かった」と広岡選手を称賛した
新庄監督は「真っ直ぐ一本で振りに来たとは思うけど、あの斎藤君の160キロ近い真っ直ぐをあそこまで飛ばす技術
廣岡君、goodスイング参りました」とコメントし、完敗を認めたものの、「斎藤君は次は必ずやり返します」とリベンジを誓った
そのコメントに対し、SNSでは「BIG BOSSのこういう他球団でも良い選手を褒めるところ、本当に尊敬します」「オリックスファンですが新庄監督は『野球界全体』を常に見据えている方だと敬服しております」「リスペクトを忘れない新庄監督、かっこいいです」と賛同の声が相次いだ
新庄監督の廣岡選手への称賛は、プロ野球における仲間意識とリスペクトの重要性を再確認させた。敵チームの選手を公然と褒めることは、信頼関係やスポーツマンシップを強調し、ファンにも良い影響を与えると感じる。これからも新庄監督に注目したい。
キーワード解説
- 満塁ホームランとは?:野球において、満塁の状態で打たれるホームランのことを指します。出塁した選手すべてがホームベースを踏むため、得点が一挙に増えます。
- 継投とは?:試合中に投手が交代することを指します。特定の投手が疲れたり調子を落とした場合、より有能なピッチャーに交代することで、試合を有利に進める戦略です。

