巨人、苦境続く。マツダで今季5戦全敗、打線の不振が響く

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◇セ・リーグ 巨人0―3広島(2025年5月14日 マツダ)プロ野球セ・リーグの試合で、巨人が広島に0対3で敗北し、今季3度目の3連敗を喫した

先発投手の井上温大(いのうえ はるひろ)投手(24)は、94球を投げて6安打3四球2失点という成績を残しながらも、チームは得点を挙げることができず、今季4度目となる零敗を経験した

これにより、巨人は“鬼門”とも称されるマツダスタジアムでの試合で、今季5戦全敗となり、貯金もわずか1となった

試合後、阿部慎之助(あべ しんのすけ)監督(46)は、打線を大幅に組み替えたにもかかわらず無得点で終わったことを受け、「和真(かずま)の代わりはいないからね

みんなでつなぐ意識を持ってやらない限りは、どうしようもないんで

とにかく何とかしないといけないよね」と、選手たちにさらなる奮闘を求めた

阿部監督との主なやりとりは以下の通り

――キャベッジが4番の打線

結果的に得点圏で1本出ず

「そうだね

チャンスは少なかったんだけどね

あそこで1本出るか出ないかだけだった

――なかなか4番にはまってくれる選手が

「和真の代わりはいないからね

みんなでつなぐ意識を持ってやらない限りは、どうしようもないんで

とにかく何とかしないといけないよね

――増田陸が2番でだったが、つながりを意識

「そうだね

今の状況では一番やっぱ乗ってるバッターなんで

何とかクリーンアップの前にチャンスをつくってほしいなと思って2番に入れたんですけど

いろいろね、打順もやってみていこうかなと思います

――先発の井上は試合はつくった

「試合はつくったけれどね、結果的に負けがついちゃったんで…何とか勝ちをね、先に点をあげないとか

今後も、そんなバカバカ点が入るわけじゃないからね、多分

そこはちょっと、もうちょい頑張って意識していってくれたらいいかなと思います

――マツダで1つ勝ちたい

「とりあえず1個勝たないとね、もうどうしようもないと思うんで

今回の試合からも明らかになったことは、巨人の打線の不振が続いているということです。井上投手がしっかりと試合を作っても、打線が無得点では試合に勝つことはできません。監督の言葉からも、選手たちに対する期待とプレッシャーが伺えます。マツダという難しい球場で勝利を収めるためには、何かしらの対策が必要でしょう。
ネットの反応

巨人・阿部監督が打線を大幅に組み替えたものの、試合結果が出ないことに対し、ファンからのコメントが多く寄せられています

特に、怪我や調子不良の選手が多い中で、貯金を維持できていることに理解を示す声がある一方で、監督の試行錯誤に対して批判的なコメントも目立っています

コメントの中には、「選手が調子を上げてくれるまで我慢してほしい」といった意見や、「どうして選手をコロコロと変えるのか」といった疑問もありました

また、最近の試合で特に苦戦している西の球場での成績への不満や、選手の組み合わせに関して「無駄にいじらずに守るべきだ」という意見も見られました

特に選手の個人成績は良好であるという指摘がある中、なぜチームとして得点が入らないのか、そしてその理由がおそらく監督の戦略にあるとする懸念も表明されています

さらに、岡本選手の不在が大きく影響しているとのコメントもあり、今後のチームの立て直しに期待する意見が目立ちます

その一方で、「今年は楽しいシーズンにしよう」と開き直る意見もあり、ファンは現在の状況に対して様々な思いを抱いているようです

ネットコメントを一部抜粋

  • 阿部監督に対する文句のコメントばっかり。
  • 文句言うなら怪我の岡本、丸を除いた本来レギュラークラスの選手に文句言え。
  • いろいろと言っても打順をコロコロ変えているだけでしよ。
  • どうしようもないというより恒例ですよ。
  • 岡本不在で阿部監督にとっては初の試練だな。
キーワード解説

  • 零敗とは?試合中、得点を一切挙げることができない状態を指します。この場合、試合に勝てないだけでなく、点数を取れないという大きな課題に直面しています。
  • 鬼門とは?スポーツにおいて特定の場所やチームが勝てない場所を指します。精神的な要因や相性が影響することが多いです。
  • クリーンアップとは?野球において打順の上位に位置する4番、5番、6番の打者のことを指します。主にホームランや得点機会を作る役割を担っています。

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