プロ野球広島、巨人に勝利した試合で井上温大投手が抱える課題とは

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◆JERA セ・リーグ 広島3―0巨人(5月14日・マツダスタジアム) プロ野球セ・リーグの試合で、広島が巨人を相手に3-0で勝利しました

この試合では、広島の先発投手である井上温大が重要な局面で打たれてしまう場面が目立ちました

特に、二回表の2死一塁の場面で、矢野選手に許した三塁打が痛手となりました

1ボールから放たれた外角を狙った直球が真ん中高めに入ったため、その隙を突かれたのです

現在の広島の打線は得点力に乏しい状況にエンジンがかからず、やはり先制点を守らなければならないというプレッシャーが大きくなっています

井上はこの局面で打率が2割を下回る打者に先制タイムリーを許してしまったことが、さらに痛手であったと指摘されています

井上選手が今後ステップアップを図るためには、特に左打者への攻め方がカギになるとスポーツ報知の評論家、宮本和知氏が述べています

右打者に対しての被打率は2割4厘に対し、左打者には2割9分2厘と、左打者に対して苦戦しているのが現状です

実際に左打者に対しての外角は狙いが定まりにくくなるため、右打者のイメージを持って投げることが一つの解決策として提案されています

加えて、井上はもっと内角を有効に活用する必要があると宮本氏は助言しています

実際の打者が立っている場合、内角は狙いやすく、昨年からはツーシームを使用しているものの、制球に苦しんでいる点も見逃せません

コントロールがしやすい真っ直ぐを駆使し、左打者が嫌がる投手に成長すれば、さらなる勝ち星の増加が見込まれると期待されています

井上温大投手が抱える課題は、特に左打者への投球に尽きるでしょう。試合を観ていると、左打者に対してのアプローチが甘くなりがちであり、このままでは自身の成長も難しいと感じました。向上のためには、右打者のイメージを持っての攻め方や、内角を有効に活用することが求められます。
ネットの反応

コメントには、巨人・井上温大選手についての様々な意見が寄せられています

井上選手には応援の声が多く、「頑張っていると思う」といった評価コメントが目立ちました

これに対して、勝利を求められる中でのプレッシャーに関する意見もあり、「勝負球が高く打たれている印象」との指摘があり、今後の課題として成長を望む意見が数多くありました

また、「若い選手だからプレッシャーを感じさせず、打線が援護してほしい」といった声もありました

一方で、チーム全体の打線や守備に不安を感じるコメントも目立ち、「ダメなのは打線」「守備も頑張って欲しい」といった意見があり、井上選手一人では勝ちを掴むのは難しいという指摘がなされました

「打順のコロコロ変更が、自分の役割を定着させにくい」との声もあり、監督やコーチの手腕が求められるとの意見も見受けられます

また、井上選手の活躍やその可能性についての期待感や不安感が入り混じっており、「今後の推移を見守りたい」「期待する方が無理」といった意見まで存在しています

全体的に、井上選手の成長を期待しつつ、チーム全体の調和や戦略の改善を求める声が多いといえます

ネットコメントを一部抜粋

  • 井上は左打者のインコースをストレートで攻めている方だと思うけどね
  • どんどん勉強して成長してほしいね
  • 頑張っていると思う。だけど、勝負球が高く打たれている印象です
  • 井上は立派にやってると思う
  • 井上、山崎など投手陣はよく頑張っていると思います
キーワード解説

  • 被打率とは?:投手が対戦した打者に対して、どれだけヒットを打たれたかを示す指標で、一般的に低い方が良い。
  • クロスファイアとは?:投手が外角に投げた球が左打者にとって、内角に食い込むような球筋になることを指し、効果的な攻撃手法の一つ。
  • ツーシームとは?:特に右投手が使用する、2つのシーム(縫い目)を利用して球の軌道を変えることができる変化球。

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