阪神・木浪、7回同点打で復活の兆し示す

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◇セ・リーグ 阪神2―4広島(2025年5月16日 甲子園) 阪神タイガースの木浪選手が、5月16日の広島戦で一時同点となるタイムリーを放ち、復活の兆しを見せました

試合が進む中、7回裏、阪神は1点を返してなおも1死二、三塁の絶好機を迎えました

この場面で、広島の先発投手・森下選手が投じた初球の高めの直球を中前に運び、タイムリーを記録しました

この一打は、木浪選手にとって4月4日の巨人戦以来54打席ぶりの適時打であり、彼の復活ののろしとなる一打となりました

木浪選手は試合後、「試合で打てたというところが一番良かったと思います」と感想を述べています

さらに、この日は「タイガース レジェンズデー」と題し、「至高の遊撃手列伝」がテーマとされ、試合前には歴代の遊撃手として知られる鳥谷敬氏によるファーストピッチセレモニーが行われました

木浪選手は、鳥谷氏から「頑張れ」と激励され、自らの仕事に集中する決意を固めたとのことです

鳥谷敬氏は遊撃手として歴代最長の667試合連続フルイニング出場という偉業を成し遂げたレジェンドOBであり、その背中を見て育った木浪選手にとって、この日のヒットは特別な意味を持つものでした

木浪選手の復活を示す重要なタイムリーは、彼自身にとっても、チーム全体にとっても大きな意味がある出来事でした。歴史的なレジェンズデーに、彼がその期待に応えるパフォーマンスを披露したことは、ファンやチームの士気を大いに高めたと言えるでしょう。
キーワード解説

  • タイムリーとは?試合中に得点を上げるために、バッターが打ったボールを相手の守備が捕れずに、ランナーがホームに達成する打撃のことを指します。
  • フルイニング出場とは?野球において、選手が試合の開始から終了までずっと出続けることを意味し、その選手の体力や貢献度を示す重要な記録です。

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