楽天・堀内謙伍選手、プロ10年目で初ホームランを達成

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◇プロ野球パ・リーグ 楽天 5-1 ソフトバンク(16日、みずほPayPayドーム) プロ10年目を迎えた楽天のキャッチャー、堀内謙伍選手がついにプロ初のホームランを放ち、チームの勝利に大きく貢献しました

8番で先発出場した堀内選手は、6回の表、先発投手の有原航平選手が投じた初球のインコースに来たカットボールを見逃さず、力強いスイングでライトのラッキーゾーンへと飛ばしました

彼は試合後のヒーローインタビューで「最高です」と感激のコメントを残し、記念すべきホームランボールの行方については「両親に渡すか、家宝にするか迷っています」と笑顔で語りました

また、堀内選手は、この試合で先発マスクをかぶり、藤井聖選手の今季初勝利をアシストしました

堀内選手は「登板がうまくいかない時期が続いていたので、今日はしっかりと引っ張っていけました」とチームメイトを称賛しました

堀内選手は、2015年のドラフトで4位指名を受けて静岡高校からプロ入りし、2019年には自己最多の65試合に出場

しかし、昨季はわずか4試合のみの出場にとどまり、再起を印象付けました

今年は出場機会が増え、25試合で打率.317を記録

堀内選手は「1試合1試合、死に物狂いでやっていくだけ」と目標を語りました

チームは今季、ソフトバンクに対して6勝1敗という好成績を残しており、敵地での4戦4勝を達成しました

この結果、楽天は借金2でソフトバンクと並び4位タイに浮上しました

今回の堀内選手の初ホームランは、彼の努力と挑戦の証と言えるでしょう。10年目でのこの成果は、選手としてのキャリアを振り返るに値する瞬間です。さらに、チーム全体の士気を高める出来事でもあり、これからのシーズンに対する期待が高まります。
キーワード解説

  • ヒーローインタビューとは?試合後に選ばれた選手がその日の活躍についてコメントするインタビューのことです。
  • カットボールとは?投手が投じる球種で、直球よりもわずかに曲がる球を指します。
  • ドラフトとは?プロのスポーツチームが新しい選手を選ぶためのイベントのことで、通常は高校や大学の選手が対象となります。

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