試合は0―0で迎えた2回、無死一、二塁の場面で、昨季セ・リーグ最優秀防御率のタイトルを獲得した相手先発右腕・高橋宏斗投手(22)から昨年の中京大中京時代のチームメートである中山礼都内野手(23)が見事な中前適時打を決めました
この一打が巨人打線にとっての久々の得点源となり、試合の流れを大きく変えるきっかけとなりました
しかし、巨人にとっては厳しい試合が続いています
主砲の岡本選手は6日の阪神戦で一塁守備中に打者走者と接触し、左肘のじん帯損傷と診断され、長期の離脱が避けられない状況に直面しています
このため、打線は主力を欠いた状態で、7日には36歳の坂本選手と20歳の浅野選手を2軍から緊急招集しました
坂本選手は同日の阪神戦で即スタメンとなり、4回に勝ち越しの適時二塁打を左翼線へ放ち、その打球が決勝打となりました
この4回には坂本選手、泉口選手、キャベッジ選手の3人が適時打を放ち、一挙4点を挙げましたが、その後は適時打が出ず、得点は本塁打、犠飛、敵失、押し出し四球など“タイムリー以外”によるものばかりでした
前日16日の中日戦では、吉川選手が劇的な逆転3ランを放ち、今季最長の連敗を4で止めましたが、この試合でも得点は増田陸選手と吉川選手の本塁打による4得点のみで、69イニング連続適時打なしが続いていた中、ようやくこの日、中山選手の適時打で連続不在を打破しました
今回の巨人と中日の試合では、中山選手の適時打が71イニングぶりに出たという驚くべき事実が話題となっています。主力選手の岡本選手が怪我をした状況で、若手選手たちがチームを支えているのは喜ばしいことです。しかし、打線が本塁打に頼っている現状は不安要素を残しています。今後の試合でどのように克服していくのかが注目です。
ネットの反応
今回のコメントには、巨人の若手選手、中山選手の活躍や、ベテラン選手ヘルナンデス選手への厳しい意見が多く寄せられています
特に中山選手が71イニングぶりとなるタイムリーを放ち、その成長と相性の良さが称賛されています
一方、ヘルナンデス選手に対しては、最近のパフォーマンスが不振であることから、「いつまで一軍にいるのか」、「もう見切りをつけるべきだ」という意見が数多く見受けられます
コメント内では、ヘルナンデス選手が打たないことでチームの流れを停滞させているとの指摘もあり、彼の起用に関する不満が強く表れています
中山選手の活躍とともに、他の選手の起用についても意見が集まっており、「リチャード選手を使うべき」「丸選手の復帰が待たれる」といった声も聞かれました
このように、試合結果や選手起用に対するファンの熱心な関心が反映されたコメントが多数あり、今後の選手選考が注目されます
ネットコメントを一部抜粋
守備がいいわけじゃないし、ヘルナンデスは下位打線で使う意味ないでしょ。
ヘルナンデス、いい加減にしてくれ。
中山ナイス!!ヘルナンデスにバントのサインは難しいのは分かる。
中山は高校の同級生、髙橋宏斗には相性がいいね。
久しぶりのタイムリー!中山がよく打ったのに、ヘルナンデスにバントさせない阿部…。
キーワード解説
- 適時打とは? 試合中に走者が得点できる打撃のことを指し、特に点が必要な場面でヒットにより得点につながる重要な打撃です。
- 防御率とは? 投手が適用する成績の一つで、投球回数に対する自責点の割合を示し、投手の実力を測る指標となります。低いほど良いとされます。
- 本塁打とは? 打者が打った球がフェンスを越えて得点する方法の一つで、ホームランとも呼ばれ、得点が確実に得られるため、試合に大きな影響を及ぼします。

